蘭越町の紹介

蘭越町

Rankoshi

7つも温泉郷がある自治体は、温泉天国北海道のなかでも珍しい存在です。それが蘭越町です。
その1つ昆布川温泉郷の湯は療養泉で、医学的に効果が認められています。ほかにも山のなかにある温泉や、秘湯と呼ぶにふさわしい温泉があって、いずれもキャラが立っているので町全体を使った温泉巡りは盛り上がるはず。

蘭越町は羊蹄山の敷地を持っていないのですが、町内のいたる場所から雄大な姿を眺めることができます。むしろこれくらい離れていたほうが、羊蹄山の広い裾野をしっかり確認できてよいかも。蘭越町は少し日本海に接しています。

町の最も有名な特産品は米。ブランド名は、らんこし米といいます。とてもおいしいと評判の米で、うまさの理由はあとでじっくり解説しますね。
自然を上手に使った公園が数多くあり、キャンプ、バーベキュー、パークゴルフ、散策など、遊ぶ場所に困らないでしょう。

蘭越町ってどんなところ?

蘭越町7つの温泉郷

湯の町、蘭越町

蘭越町は「湯の町」であり、泉質の異なった7つの温泉郷があります。そのうちの1つは、なんと医学的にも効果が認められた療養泉です。

療養泉に認定されているのは【1、昆布川温泉郷】で、ここには町営の幽泉閣があり、宿泊ができ、日帰りは500円です。

【2、湯本温泉郷】は、ニセコ連峰のチセヌプリという山のふもとにあり、露天風呂につかると「山に囲まれている」ことを強く意識するでしょう。

【3、ニセコ五色温泉郷】も山のなかの温泉です。近くには絶好の景色を楽しめる撮影スポットがたくさんあるので、写真撮影の途中に立ち寄ってみては。

【4、湯の里温泉郷】は一般の温泉地とは少し雰囲気が異なり、別荘地にある温泉。別荘のオーナーや宿泊施設を利用された方のみが入れる特別感のある温泉です。

【5、昆布温泉郷】は渓谷の近くにあり、宿が5軒しかない小さな温泉街をつくっています。そのうちの1軒である鯉川温泉は明治23年開業の歴史ある宿ですが、今は日帰り入浴だけとなっています。ここは昆布川温泉郷とは異なるので注意を。

なんとも豪華な名称なのは【6、黄金温泉郷】です。ぬるめの湯で、長く入っていられます。また、露天風呂からはニセコアンヌプリと羊蹄山が眺めら、とても開放的なロケーションの温泉です。

【7、新見温泉郷】は、まさに秘湯。車で行けるのですが、運転しながら「まだ行くのか」と思うほど、山のなかに入っていきます。
らんこし米

なぜ、らんこし米はうまいのか

蘭越町観光物産協会は、らんこし米のPRに力を入れていて、公式ホームページの2番目にこれを紹介しています。ちなみに1番目は7つの温泉郷です。
らんこし米はうまいと評判ですが、その理由は4つあります。

●清流日本一に輝いた尻別川の流域に広がる肥沃な大地で栽培されているから
●ニセコ連峰からやってくる水はミネラルたっぷり
●蘭越町の昼夜の寒暖差が激しい気候が米をうまくする
●うまみを出すためにはタンパク質の含有量を減らす必要があるが、農家さんはその手間を惜しまない

つまり、うまくないわけがない、というわけですね。
ランラン公園

蘭越のランランとリンリンとは

蘭越町の公園とキャンプ場を紹介します。

【ランラン公園】は、尻別川のほとりにあり、パークゴルフ場や遊具などを設置しています。川ではアユ、ヤマベ、ニジマスが釣れますよ。
【リンリン公園キャンプ場】は、バーベキューコーナー、バンガロー、野外ステージ、テント場がある本格的なアウトドアスペースです。敷地のほとんどに芝生が敷かれていてとても快適です。
【湯元温泉野営場】は、先ほど紹介した湯元温泉郷のなかにあるので、温泉もセットで楽しめます。リンリン公園より野趣があります。

蘭越町の主なイベント

7月 蘭越せせらぎまつり
8月 蘭越夏まつり
9月 白鳥神社 例祭
10月 キララ共和国独立建国祭