秀峰駒ヶ岳と内浦湾(噴火湾)に囲まれ、渡島半島の中央部に広がる大沼国定公園にも隣接する森町は、豊富な観光資源と食資源を有するまちです。古くから漁業と農業が盛んで、一時はニシン漁で賑わいを見せていました。道南に位置しながら夏でも気温が30度を超えることはほとんどなく、冬は雪が少なく比較的温暖で暮らしやすい土地です。
森町を代表するグルメといえば「いかめし」です。いかの胴にもち米を詰め込み、甘辛く煮込んだいかめしは、観光客だけでなく地元住民からも愛される逸品です。2015年には、新ご当地グルメとして「森らいす」が登場。森町で生産される豚肉、トマト、ホタテを用いたオリジナルのハヤシライスは、町内の飲食店で味わえます。
森町ってどんなところ?
駒ヶ岳に見守られながら発展した一次産業のまち
アイヌ語で「樹木の多くある場所」という意味を持つオニウシと呼ばれていた森町は、江戸時代初期から周辺地域の漁民がニシンを求めて出稼ぎに来ていた、豊富な水産資源を持つまちです。近年ではカキやホタテの養殖が盛んで、大ぶりで味の濃い貝類は全国に出荷されている森町の名産物となっています。
森町のシンボル的存在である駒ヶ岳は、砂原岳と剣ヶ峰の2つの峰が特徴的な活火山。そのすそ野では、米や豆、各種野菜類が生産されています。
森町のシンボル的存在である駒ヶ岳は、砂原岳と剣ヶ峰の2つの峰が特徴的な活火山。そのすそ野では、米や豆、各種野菜類が生産されています。
豊富な食資源によって独自に発展したグルメがいっぱい
海と陸、両方の恵みをふんだんに使用したグルメが堪能できる森町。もっとも有名なのは、イカに米を詰めて煮込んだいかめしです。ドライブがてらに購入する人も多く、地元内外から愛されています。もちろん、新鮮な海産物を使用したお寿司もおすすめです。噴火湾産ならではの、大ぶりで旨みの強い寿司ネタに感動すること間違いなし。さらに、繊細かつジューシーと人気の「駒ヶ岳ポーク」も外せません。森町自慢の豚肉はふるさと納税の返礼品にも選ばれています。
森町の主なイベント
4月 | もりまち桜まつり |
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10月 | 森あきあじまつり |
9月 | さわらふるさとまつり |
1月 | ほたて祭り |