南富良野町の紹介

南富良野町

Minamifurano

北東には大雪山系の十勝岳、南は日高山脈、西は芦別岳、夕張岳を主峰とする夕張山脈が南北に縦走するなど、四方を山に囲まれた南富良野町。東西に貫流する空知川に沿って、北落合、落合、幾寅、東鹿越、金山、下金山の6つの集落が形成されています。
町総面積の約9割が森林地帯で、町の中央には、金山ダムによってできた人造湖「かなやま湖」があり、キャンプ場も広大。
またグリーンシーズンはラフティング、カヌー、サイクリング、冬はスキーなど様々なアクティビティも体験できます。
映画ファンにはたまらない、「鉄道員:ぽっぽや」ロケ地のJR幾寅駅も見逃せません。

南富良野町ってどんなところ?

南富良野町のラベンダー

ラベンダー越しの湖に心癒されるひととき

町内では「かなやま湖森林公園」と「道の駅 南ふらの」に、まとまったラベンダー畑があり、例年7月下旬頃に満開になります。
「かなやま湖森林公園」は、ラベンダーと湖を一度に眺めることができる珍しいスポット。風のない日は、湖面に映る山の様子も風景に加わり、一層美しさを増します。
ラベンダー畑の一角にはハスカップ畑があり、入場無料で自由に摘み取ることもできます。
南富良野町のキャンプ

多くのキャンパーが訪れる、ロケーション抜群のかなやま湖

かなやま湖周辺には大きく2カ所のキャンプ場が整備されています。
1カ所目は「かなやま湖畔キャンプ場」で、テント500張分のフリーサイト、800台分の駐車場、ログ風など3カ所の水洗トイレ、炊事場、野外ステージを備えています。道内でもその規模、芝生の手入れ状況、設備の充実度は最高と評価されるほど。荷物を運ぶのに便利なリヤカー貸出も嬉しいポイントです。

2カ所目は「かなやま湖オートキャンプ場」。かなやま湖と湖畔キャンプ場を見下ろす広大なエリアと自然の地形を利用して作られ、ナチュラルリゾートを満喫できる“理想のオートキャンプ場”と評判です。45㎡のキャンピングカーサイト×8サイト、27㎡のスタンダードサイト×63サイトが、ログ風の3カ所の炊事場、2カ所のトイレを囲むように配置されています。樹木や芝生の手入れも行き届いていて、ユーザー評価も上々です。管理棟にはランドリー、シャワー、売店、休憩コーナー、トイレなどがあり、近くにはドッグランも広がっています。
ぽっぽや

懐かしの名画をもう一度見たくなる、あの駅舎をそのままに

南富良野町にあるJR幾寅駅は、1999年日本アカデミー賞13部門優秀賞ほか多数の賞に輝いた東映映画「鉄道員:ぽっぽや」(浅田次郎原作・降旗康男監督、高倉 健・大竹しのぶ・小林稔侍・広末涼子・奈良岡朋子・田中好子・志村けん・吉岡秀隆・安藤政信ほか出演)の舞台になりました。選ばれた決め手は、駅舎からホームへの階段だったそう。北の果ての小さな終着駅で、不器用なまでにまっすぐに、鉄道員としての誇りを持って生きてきた主人公を高倉健さんが演じています。

映画に出てくる写真の建物は、今も南富良野町が維持管理して保存しています。映画の中では「幌舞駅」の名称になっていた、無人のJR幾寅駅舎には、撮影で使われた小道具、台本、写真パネルなどが展示され、日中はビデオも流されており、今でも多くのファンや観光客が訪れています。
南富良野町のカレー

エゾ鹿肉やじゃがいもなど、地元食材を使ったグルメを堪能

町には、老舗の飲食店から、おしゃれなカフェ、蕎麦店まで様々な飲食店があります。鹿が特産品であることから、鹿肉を使ったカレーを提供している店舗が多く、南富良野唯一のマスコット・エゾ鹿カレー推進キャラクター「シカリー」も誕生したほど。観光途中のランチ探しも思い出の一つになりそうですね。

お土産選びなら「道の駅 南ふらの」や南富良野まちづくり観光協会でどうぞ。厳選した地場産男爵いもを皮つきのまま茹であげ、良質な北海道バターで味付けし、まるごとパックした「バタじゃが」や、北海道山麓の氷点下30℃の厳寒の中でその緑を絶やすことなく生き続ける「くまささ」で作った「くまささ茶」などが定番人気です。

南富良野町の主なイベント

7月 かなやま湖湖水まつり
8月 南富良野カヌー大会