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厚岸町の紹介

厚岸町

Akkeshi

厚岸町は全国有数の牡蠣の名産地として知られ、市町村による海産物のブランド化という点においても成功を収めている街。お取り寄せグルメとしての人気はもちろんですが、道の駅「厚岸コンキリエ」では、その日捕れた新鮮な牡蠣を様々な調理法で楽しめるとあって、これを目当てに厚岸町を訪れる旅行者も多いです。また、海のミネラルをたっぷり吸いこんだ牧草で育つ牛たちのミルクも、この街の名産品。豊かな味わいは、ひと口飲んだ瞬間に違いが分かることでしょう。
近年、ウイスキーの蒸留所が建設されたことでも注目を集めた厚岸町。本場・英国スコットランドに似た、冷涼で高湿度の気候が、質の高いウイスキー作りに適しているそうで、初生産・初出荷分にはプレミアが付いたほどです。

人口1万人に満たない小さな街ですが、とにかく魅力がたっぷり。訪れる際は、太平洋を望む断崖絶壁の大平原に短い期間だけ咲く、紫色のアヤメがきれいな夏をおすすめします。

厚岸町ってどんなところ?

厚岸の牡蠣

とにかく牡蠣、濃厚な味を1年中楽しめる

厚岸が牡蠣を1年中出荷できるのは、海の水温が低いから。冷たい海の牡蠣は成長が遅いので、漁師さんたちが生育を調整できるんです。
そして、ゆっくり成長するから時間をかけて体内に「うまみ」をためています。厚岸産は味が濃厚といわれるのはそのためで、漁師たちは「日本一うまい」と胸を張ります。
厚岸の牡蠣ブランドは3種類あります。
「マルえもん」は、三陸から稚貝を取り寄せ、厚岸の栄養満点の生みで育てた品種で、小ぶりで丸い形が特徴です。何個でもいけちゃいます。
「カキえもん」は、厚岸生まれ厚岸育ちの純粋種で、ぷっくりと厚みがあります。深みのある味はやみつきになります。
「弁天かき」は2016年に誕生したばかりの品種で、稚貝をホタテの貝殻に付着させて育てます。「牡蠣を食べている」と実感できる濃い味が人気の秘密ですが、生産量が少なくまぼろし的な存在です。
写真は、道の駅、厚岸グルメパークで、併設のレストランで牡蠣料理を味わうことができますよ。
厚岸の牛乳

牛乳がうまいのは海のミネラルが牧草地に届くから

厚岸の牛乳を飲んで「あれ?」と感じたら、相当の牛乳通(つう)です。北海道の牛乳はどこのものもおいしいのですが、厚岸産は深みがあります。
これは、夏場に街全体を覆う霧のお陰なんです。海から発生する霧が牧場を覆い、牧草地に海のミネラルを染み込ませます。その牧草を食べている牛さんが出す牛乳は、だから一味違うわけです。
地元ブランドの「あっけし極みみるく65」は製法にもこだわりが。低温殺菌はもちろんのこと、牛乳成分の脂肪球を傷つけないように優しく取り扱うので、牛乳本来の風味が保たれています。
原生花園あやめヶ原

高貴な香りを放つ紫色の花が一面に広がる

市街地から12km離れた場所に、原生花園あやめヶ原があります。原生とは自然のままの状態という意味。
札幌ドーム19個分の100haの敷地に、30万株のアヤメが咲き誇るのは6月中旬から7月上旬のわずかな時期です。道東の短い夏を、紫色の花が彩ります。高級香水のような品のある香りも楽しめます。
花園内の散策路を歩いていると、急に断崖絶壁が現れ、太平洋を一望できます。駐車場はもちろん無料。
厚岸のウイスキー

本物の味わいシングルモルト・ウイスキー

堅展実業株式会社の厚岸蒸留所の「芒種」は、スモーキーでありながらミルクチョコレートのような甘い香りがする、シングルモルト・ジャパニーズ・ウイスキーです。ウイスキーの本場、英国スコットランドの伝統的な製法と、厚岸の冷涼で湿潤な気候と海風が生み出すハーモニーに酔わないわけがありません。

厚岸町の主なイベント

5月 あっけし桜・牡蠣まつり
6月 あっけしあやめまつり
7月 厚岸港まつり
7月 厚岸夏まつり
10月 あっけし牡蠣まつり