奥尻町の紹介

奥尻町

Okushiri

北海道の最西端に位置する奥尻町は、道内の離島においては利尻島に次ぐ大きさを誇ります。島の全域が花崗岩の段丘で形成されており、島内部には滝が多く、平野部が少ないのが特徴です。西海岸には断崖が続き、また温泉が湧出しています。ぐるりと海に囲まれた小さな島では、さまざまな魚介類が水揚げされており、グルメ好きもうなる逸品が勢揃い。奥尻町発祥の元祖三平汁をはじめ、ウニたっぷりのウニ丼やあわびの地獄焼きも有名です。ミネラル分が豊富な奥尻の牧草を食べて育った「おくしり和牛」は一度食べておきたい希少グルメ。町内にある「奥尻ワイナリー」では奥尻島産のブドウを使用した本格ワインが製造されており、奥尻の豊かな海産物や和牛とのマリアージュを楽しんでみてください。

奥尻町ってどんなところ?

奥尻町のなべつる岩

周囲約84キロの小さな島に魅了されて

底の底までくっきりと見える透明な海に囲まれた、北海道の離島・奥尻島。この小さな島には不思議な魅力が数多くあります。青苗遺跡から発掘された古代の遺構・遺物は未だ多くの謎に包まれており、歴史のロマンを感じさせてくれます。毎年祭りが行われる「賽の河原」は「道南五大霊場」の一つで海難犠牲者を慰霊する地蔵尊や石積みが散在。島のシンボルとなっている「なべつる岩」は、自然浸食によりできた空洞で、夜にはライトアップされ神秘的な姿を海に浮かべます。島をぐるりと一周できるサイクリングコースを使って、奥尻の不思議に触れる旅に誘われてみては。
奥尻町はウニが特産

素材そのままのおいしさを、心ゆくまで味わって

奥尻町を代表する味覚といえば、新鮮なウニ。町内のいたるところでこのおいしいウニを堪能できます。町民に親しまれている食堂から、ちょっぴり高級なお寿司やさんまで、どこで食べても「おいしい!」と思わず声をあげてしまうはず。奥尻発祥の三平汁は、塩蔵した魚と野菜を具材にした郷土料理。魚から出る塩味とうまみがたまりません。ストレスのない環境とおいしい水で育ったおくしり和牛は雑味がなく、また脂もさっぱりした、北海道の爽やかな風と大地の香りを感じさせる逸品です。

奥尻町の主なイベント

6月 賽の河原まつり
7月 室津まつり
8月 なべつるまつり