清里町の紹介

清里町

Kiyosato

清里町は、北海道の東、オホーツクエリアの町です。夏は真夏日があるかと思うと冷涼な日もあるなど北海道ならではの寒暖の差があり、冬の寒さはマイナス20度を超えることもありますが、北海道の中では、積雪量は比較的少ないエリアです。

「日本で最も美しい村」連合に加盟する清里町は、広い畑と防風林のコントラストが美しい景観の町としても知られていますが、同時に最も有名なスポットといえば、青い水をたたえる「神の子池」。

透明度の高さで知られる摩周湖の伏流水からできるといわれる神の小池や、「道東のマッターホルン」ともいわれる斜里岳を水源とし、清流日本一にも選ばれたことがある「斜里川」などが象徴する「清らかな水」も清里町の自慢です。
その清流や伏流水を使って育てられる作物と、それを加工したこだわりの特産品など、知る人ぞ知る地産地消の清里グルメは、清里町の豊かな自然環境が感じられます。

このほか、近隣には「世界自然遺産「知床」(知床国立公園)をはじめ、雌阿寒岳・阿寒湖・摩周湖などを擁する「阿寒摩周国立公園」、町のシンボルでもある斜里岳の中腹から山頂にかけての「斜里岳道立自然公園」と、原始の自然に囲まれた北海道らしい景観に囲まれ、ネイチャーツアーの起点として訪れてみたい町です。また、清里町の美的景観を形作っている畑を地元ガイドと一緒に巡る「畑散歩」のツアーもあり、原始の自然と身近な自然をどちらも体験できる町です。

そして清里町のシンボルキャラクターは「きよっぴ」。じゃがいも頭には町の花「ムクゲ」を飾り、前髪はサクラマスが跳ねている「さくらの滝」。体は「神の子池」の清里町の景観を集めたゆるキャラです。

清里町ってどんなところ?

清里町の田園風景

「日本で最も美しい村」の田園風景

農家一戸当たりの耕地面積がヨーロッパ農業のように広い清里町。平らな土地に大きく展開する小麦やじゃがいも、ビート(てんさい)、長芋、豆類など農作物の畑は、麦穂の色の変化、パステルカラーの花の色、青々としたビートの葉が美しく、国や個人で植林した「防風林」とのコントラストが「日本で最も美しい村」を構成する四季折々の美しい田園風景を作り出しています。北海道らしい美しくものどかな田園風景は必見です。
清流さくらの滝

神秘の湖から生まれる伏流水と清流

清里町は、神秘の湖といわれる「摩周湖」がある弟子屈町に隣接、摩周湖からの伏流水や清流斜里川、斜里岳山麓から沸く澄んだ水など、豊かな水資源の恩恵を受けた町です。「食」分野での活用のほか、景勝地もそのひとつ。最近の人気スポット「さくらの滝」は、斜里川上流の小さな滝ですが、夏、遡上してきたサクラマスが飛沫の中を果敢にジャンプする光景は、神の子池の雰囲気とはまた違う水資源の豊かさを感じられます。
パパスな町

美しくて美味しい"パパス"な町

道の駅「パパスランドさっつる」の名前"パパス"はスペイン語の「じゃがいも」が由来。その名の通りじゃがいも栽培が盛んな清里町は、気温の寒暖差と斜里岳山麓からの澄んだ水で美味しいじゃがいもができます。1975年には日本初の「じゃがいもの焼酎」が誕生。ノーザンルビー等カラフルなじゃがいもはアイスクリームの材料にも。夏、白・紫・赤紫色のじゃがいもの花が咲き誇る風景は、"パパスな町"を象徴する光景です。
小麦のパン

新鮮農作物と清流・伏流水でできる清里グルメ

町内では、特産のじゃがいも以外も農産物から伏流水まで、地域資源を最大限活用する「地産地消」を積極的に行っています。地元レストランで地元野菜を使うことはもちろん、町内産小麦のパンや、うどんなどの麺類、伏流水と町内産大豆の豆腐や味噌、町内の農場で飼育する和牛の加工品、町内果樹園で栽培するフルーツのジャム、町内産野菜の酢、などなど。これら清里グルメの多くは「道の駅パパスランド」で購入できます。
清里オートキャンプ場

オートサイトからバンガロー、コテージも

清里町には、6月から9月までオープンしている「清里オートキャンプ場」があります。市街地から車で10分ほどのところ、斜里岳の麓にあり、カーサイト20、フリーサイト23のほか、8人用コテージ5棟、5人用バンガロー7棟が整備されているほか、コインランドリーや売店などが利用できるセンターハウスもあるキャンプ場です。

清里町の主なイベント

2月 神の子池かんじきウォーキング
6月 斜里岳山開き
7月 グランフォンドきよさと(サイクリングイベント)
8月 きよさと神社まつり
9月 斜里岳ロードレース