1978年に江別村として誕生した江別市は、屯田兵が開拓した街です。昭和40年代以降は札幌のベッドタウンとして発達し、自然と都市機能のバランスを重視しながら街が形成されてきました。市内には「野幌原始林」があるほか、公園も多くあります。
主な産業は農業とレンガ造り。
農業では、最近よく知られている「ハルユタカ」小麦の栽培をおこなっており、「江別小麦めん」などを開発・発売するに至りました。また、野菜栽培も盛んで、ブロッコリーとレタスの作付面積が北海道内トップクラスです。スイートコーンをはじめさまざまな野菜を栽培しており、野菜直売所がいくつもあります。江別市公式ホームページでは、野菜を使ったレシピも数多く掲載しています。酪農では黒毛和牛「えぞ但馬牛」が飼育されているほか、グループで牧場・ハム等加工品製造などを手がけるトンデンファーム、ソフトクリームなどのスイーツでも知られる「町村農場」や、広大な敷地面積の酪農学園大学があり、それぞれが新鮮な牛乳、バターなどの乳製品を作っています。江別市篠津にある「野菜の駅ふれあいファーム」では、江別産の野菜から加工品まで、各種特産品を購入できます。
「レンガ造り」については、明治期から始まった技術を今に伝えながら、レンガの一大産地としてレンガ生産の全国シェアは約20%にものぼります。市内にはレンガの歴史や陶芸作品などを知ることができる「江別市セラミックアートセンター」があります。
このほか、北海道では数少ない50mプールや飛込みプールがある北海道最大級の「北海道立野幌総合運動公園」があり、さまざまなスポーツの全国大会なども開催されています。
また、かつて石狩川流域が広大な湿地帯だった名残でもある「ノハナショウブ」の群生地が残っており、野幌森林公園の原生林とは異なる北海道の自然を感じることができます。
江別市のご当地キャラクターは「えべチュン」。頭は江別産れんがのレンガ鳥で、江別産小麦「ハルユタカ」が好きな感受性豊かで感動の涙をうかべているゆるキャラです。
江別市ってどんなところ?
レンガのある風景
国内でも珍しい平地の原生林
"オール江別"の小麦の里
江別市の主なイベント
2月 | 原始林クロスカントリースキー大会 |
---|---|
2月 | えべつスノーフェスティバル |
7月 | えべつやきもの市 |
7月 | えべつ北海鳴子まつり |
8月 | えべつ花火 |