八雲町の紹介

八雲町

Yakumo

八雲町は北海道の南は渡島半島のほぼ中央部に位置しています。日本で唯一2つの海に面する町で、東は太平洋、西は日本海に面しています。そのため、同じ八雲町でも太平洋沿岸と日本海沿岸では気候が異なるのが特徴です。太平洋側の夏は霧が多く、また日本海側よりも年間閉館気温が2度ほど低くなっています。

八雲町内には数多くの川が流れており、渡島山地を挟んで東に遊楽部川、落部川、野田追川が、西に相沼内川、見市川があります。その豊かな水資源の恩恵を受けて漁業だけでなく酪農や農業も盛んに行われている、一次産業のまちです。道外にも広く知れ渡る、「木彫りの熊」も八雲町が発祥とされ、近年再注目されています。

山と海、川に田畑、牧場と見渡す限りの大自然を有する八雲町には、見所満載の観光スポットが数多くあります。奥尻島を望める「鮎川海岸」、太平洋と日本海を結ぶ国道277号線にある「雲石峡」、噴火湾を見渡せる「噴火湾パノラマパーク」、自家製のハーブと地場の食材をふんだんに使った石窯焼きピッツァが楽しめる「ハーベスター・八雲」など、一度は訪れたいスポットが盛りだくさんです。

八雲町ってどんなところ?

木彫りの熊は八雲町が発祥

太平洋と日本海の2つの海に囲まれた歴史あるまち

開基140年余、道内では比較的長い歴史を持つ八雲町は、太平洋と日本海の2つの海を擁する国内でも珍しい自治体です。異なる2つの海ではそれぞれ漁業が発展し、ホタテ、ホッキ、サケ、カレイなどさまざまな魚介類が水揚げされています。

北海道の土産品として有名な木彫りの熊も八雲町が発祥です。2024(令和6)年には誕生から100年を迎える木彫りの熊。町内にある「木彫り熊資料館」には、八雲独自の技術を用いてつくられた熊が約500点展示されています。
北里八雲牛

海産物だけじゃない!おいしいミルクからつくられるチーズも絶品

八雲町の食の魅力は、2つの海から水揚げされる魚介類だけではありません。酪農や畜産も盛んで、おいしいミルクからつくられるチーズやスイーツ、ハムやソーセージ、ハンバーグといった肉類の加工品も絶品。

町内の飲食店では、これらの食材をふんだんに使用したグルメを楽しめます。また北里大学獣医学部付属八雲牧場では、日本短角種「北里八雲牛」というブランド牛を生産。魚に肉に新鮮な野菜、あらゆる食材が集まる八雲町は、思わず笑顔になれるグルメが満載のまちです。

八雲町の主なイベント

5月 熊石あわびの里フェスティバル
7月 八雲山車行列
10月 やくも大漁秋味まつり
2月 八雲さむいべや祭り
9月 熊石産業まつり