和寒町は北海道の上川地方北部にある町。冬の最低気温はマイナス30℃まで冷え込むこともあり、その町名の通り寒さの厳しい場所です。スキーのクロスカントリー選手を数多く輩出しており、その中にはオリンピックの代表選手もいます。
町の主要産業は畑作で、特にキャベツやカボチャの生産が盛ん。特にキャベツは秋に収穫したものを雪の下で保存し冬に出荷する越冬キャベツが全国的に有名で、甘くてシャキシャキした食感が特徴です。
特産品にちなんで「元祖越冬キャベツの里わっさむ極寒フェスティバル」や「南瓜の里わっさむパンプキンフェスティバル」などのイベントが開催されており、キャベツ早食い競争や極寒カラオケ大会などが人気を博しています。
和寒町ってどんなところ?
偶然から生まれた和寒のブランドキャベツ
「和寒越冬キャベツ」として特許庁に登録され、和寒の代表的な地域ブランドして愛され続けている越冬キャベツ。雪が降り始めるのが比較的早く、しかも積雪量の多い地域特性を活かして生産しています。一冬超えることで甘みが増し、シャキシャキした食感が抜群に。過去に豊作によって価格が暴落し、畑に放置してあったキャベツが越冬しても新鮮な状態を保っていたという、ピンチをチャンスに変えた奇跡のような逸品です。
ファミリーに人気の自然公園
大自然と山々に囲まれ、幻想的な美しさを感じさせる南丘森林公園は、キャンプやカヌー、釣りや遊歩道トレッキングを楽しめる、ファミリー層から特に人気を集めるスポットです。水遊びや昆虫採集などもできるので、夏休みには多くの家族連れでにぎわっています。
和寒町の主なイベント
2月 | 『元祖越冬キャベツの里』わっさむ極寒フェスティバル |
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5月 | 三笠山夜桜まつり |
7月 | どんとこい!わっさむ夏まつり |
10月 | パンプキンフェスティバル |