滝川市は北海道のほぼ中央部、札幌市と旭川市の中間に位置し、石狩川と空知川に挟まれたゆるやかな丘陵地にあります。
夏は気温30℃、冬は-20℃を超えることがあり、夏と冬の寒暖の差が激しく、豪雪地帯でもあります。
明治の”上川道路”開削によって発展し、一時は鉄道の開通による上川道路の利用減少にともなう経済への影響や水害による打撃を受けましたが、上富良野線の開通により再び交通の要衝としての役割を担い、昭和に入ると周囲の産炭地の石炭・物資輸送を通じて発展しました。
現在は、なたね栽培が盛んで、滝川市江部乙エリアでは国内有数の菜の花の作付面積を誇っています。毎年5月から6月にかけて江部乙の丘一面に菜の花が咲き始め、まだ雪が残る樺戸連山(暑寒別連峰)を背景に空のブルーと菜の花のイエローのコントラストが美しい光景が広がります。5月中旬頃から丸加高原を中心に菜の花畑を巡る「菜の花まつり」が開催されるほか、菜の花は天然なたね油をはじめ、ふりかけやオイルソース、食用菜の花「雪割なばな」や菜の花はちみつを使った「はちみつカステラ」などに加工され、特産品として道の駅などで販売しています。
このほか滝川市では小麦・ソバ・タマネギ・トマト・ごぼう・えごま・大豆・リンゴの栽培や乳牛・肉牛の飼育をおこなっています。また、合鴨の肥育・生産もおこなっており、合鴨肉をジンギスカンスタイルに加工した商品やパストラミなどにスモーク加工した商品として販売しています。
また、国際交流が盛んで、これまでアメリカ・アフリカ・東南アジアなどから研修員を招き交流をおこなってきたなか、日本のジンギスカン(羊肉)文化発祥ともいわれる滝川市と、羊の遊牧が盛んで羊肉文化があるモンゴルとの縁から民間交流が生まれ、第69代横綱白鵬関が3年間の観光大使に就任したことをきっかけに、以降、モンゴルとの交流はさらに深まり、滝川市としてモンゴルから研修員を継続的に受け入れ、市内で農業分野・建設分野で、また滝川市の国際交流員などとしてモンゴルからの研修員が活躍しています。
アクティビティでは、航空公園「たきかわスカイパーク」があり、一般の人がグライダーの体験飛行ができるほか、"日本で最も美しい村"連合に加盟している江部乙町エリアではイギリス発祥のフットパスが盛んで、草原が広がる丸加高原に放牧された羊を眺めながら「江部乙丘陵地ルート」でフットパスを楽しめます。
また、キャンプ場「北のたまゆら まるごとそらち」では、キャンプのほかグランピングやコテージの利用、「滝川市B&G海洋センター」ではラウネ川でカヌーやスタンドアップパドルボードが楽しめます。
滝川市ってどんなところ?
滝川発のジンギスカン様式
空に近い街
滝川BYO!
紙袋ランターンアートが彩る冬
滝川市の主なイベント
2月 | 江部乙あかりものがたり |
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2月 | たきかわ紙袋ランターンフェスティバル |
5月 | たきかわ菜の花まつり |
6月 | えべおつオープンガーデン |
7月 | KAYAGINIまつり |
7月 | サマースカイフェスタ |
8月 | たきかわ納涼盆踊り花火大会 |
9月 | そらちワイン×ワインFesta |
9月 | たきかわコスモスマラソン |