別海町の紹介

別海町

Betsukai

「ここまで来ると、べつせかい」のフレーズで知られる別海町は、静かな森と多様な動植物が生息する野付半島、厳しい寒さの冬が生み出す氷の大地とまさに別世界のよう。草原に寝そべる牛たちを横に真っ直ぐな道は、ライダーたちからも「北海道ならではのツーリングロード」と人気です。

生乳の生産量日本一を誇るこの町では、ヨーグルトにチーズ、バター、アイスと自慢の乳製品・加工品が多数。また、サケ、ホタテ、ホッカイシマエビといった海産物にも恵まれています。

別海町ってどんなところ?

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どこまでも真っ直ぐ、自然と向き合う景観

別海町を横断するように走る国道243号線、北方領土の国後島を望む国道244号線。これらの長く真っ直ぐ続く道は、ドライブとツーリングでぜひ訪れてほしい場所。「どこまでも延びる道と巨大なサイロが続くダイナミックな酪農地帯」と行政が称する通り、実際にここを訪れたバイカーたちは、その景観と爽快さにファンになるのだとか。
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チーズにアイスに、バターに

日本一の生乳生産量を誇るミルク王国、別海町。町内の第3セクター「株式会社べつかい乳業興社」は全国的にもその名が知られ、同社が製造・販売する牛乳、アイス、ヨーグルト、チーズ、バターは高い品質とおいしさで多くの人に支持されています。広大な土地にノンストレスで伸び伸びと育つ乳牛たちは、摩周湖の伏流水が好物。そして生産者たちがトレーサビリティを徹底することで、おいしい生乳がもたらされるわけです。敷地内には「農漁村加工体験施設」があり、3人~10人で農産品や魚介類の加工体験が可能。とても人気とのことで、予約必須です。
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偶然出会う野生のシカに感動

遠浅の海域に海流が運んできた砂が堆積する砂嘴(さし)という珍しい地形をした野付半島は、鶴の嘴(くちばし)のように細く長い形が特徴。全長26kmの長さで、これは日本最長とも言われています。このエリア一帯には野生のシカが群れを成して生息しており、砂嘴の先端までの道路を突き進めば、出会えることがあります。また、野付半島は冬になると真っ白な銀世界となり、凍った水辺とのコントラストが「日本のウユニ塩湖」と表現されることも。ハクチョウをはじめ、260種類もの野鳥を観察でき、これは日本にいる野鳥の4割にもおよぶと言われています。

別海町の主なイベント

6月 尾岱沼えびまつり
9月 産業祭、水産フェア、酪農畜産フェア
10月 西別川あきあじまつり
10月 別海町パイロットマラソン