湧別町の紹介

湧別町

Yubetsu

湧別町は、オホーツク地方にあり、沿岸のほぼ中央に位置する町です。日本最大の汽水湖「サロマ湖」、湧別川流域に広がる肥沃な大地など、自然に恵まれた場所にあります。広大な土地や大地の恵みを活用し、畑作や乳牛飼育による酪農が盛んです。

湧別町の町花はチューリップで、牛や風車とともにカントリーサインに描かれています。そんな町のシンボルが一面に咲き誇るのが、かみゆうべつチューリップ公園。

作付け面積7万平方メートルの敷地に、約200品種のチューリップを植栽しています。色とりどりのチューリップや園内にそびえる風車などの景色を見ようと、多くの人が訪れる町の名所です。

こちらでは、例年5月1日~6月上旬までチューリップフェアを開催。電動バス・チューピット号での園内散策、オランダ民族衣装の貸し出し、チューリップの球根販売などで、毎年賑わっています。

湧別町ってどんなところ?

鶴沼原生花園

花の町に咲き誇る、種類豊富で色とりどりな花々

湧別町は、チューリップ以外にも多くの植物に囲まれた町。道の駅「愛ランド湧別」の近くにある水芭蕉群生地では、4月中旬にも見頃を迎えるたくさんの水芭蕉を見られます。白い花びらと鮮やかな緑の葉のコントラストが美しいたくさんの水芭蕉が4月中旬に見頃を迎えます。

旧国鉄線路跡地を整備した「オホーツク・リラ街道」には、2.2キロメートルにわたってライラック約600本を植栽。エゾヤマザクラも1000本植えられていて、花に囲まれながら歩ける場所です。

そして、サロマ湖の西側にある鶴沼原生花園では、サンゴ草が群生。まるで真っ赤な絨毯のような、一面に広がるサンゴ草は圧巻です。

サロマ湖の三里浜という場所に行く途中には、エゾカンゾウやハマナス、エゾスカシユリ、ユリなどが咲くサギ沼原生花園も。湧別町を訪れれば、様々種類の花々が楽しめます。
ホッカイシマエビ

オホーツク海とサロマ湖が育む、味わい豊かな海産物

道東の限られた地域でしか捕れない獲れないホッカイシマエビは、湧別町の特産品のひとつ。漁期は夏の短い期間。水揚げ量を制限しながらも、貴重なホッカイシマエビを鮮度を落とさず保存・流通させることで、贈答品としても喜ばれています。

オホーツク海とサロマ湖に近い立地を生かし、サロマ湖の恵みであるホタテやカキ、毛ガニなども魅力的な海産物。

ホタテはサロマ湖内で育てられたのちにオホーツク海に放流され、栄養豊富なプランクトンなどを吸収して美味しくなるそう。粒が大きくて食べ応えがある殻付きカキ貝、身入りが良く風味豊かな毛ガニも、湧別町ならではです。

海の恵みだけでなく、町の酪農家が愛情込めて生産した牛乳や牛肉、加工品、無農薬で栽培された玉ねぎやカボチャ、ジャガイモなど、酪農や農業も盛んに取り組まれています。

湧別町の主なイベント

1月 新春交歓カルタ大会
2月 湧別町スケート大会
3月 五鹿山スキー場まつり
5月 チューリップフェア
5月 五鹿山公園まつり
5月 ゆうべつ五鹿山マラソン
6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン
7月 屯田七夕まつり
9月 湧別町産業まつり
11月 総合文化祭