札幌市から旭川市の間は豪雪地帯が多いのですが、その両市のほぼ真ん中にある浦臼町も例外ではありません。
平年降雪量は8、9mにもなります。つまり、仮に冬期間除雪を一切せず、一切解けなかったら雪の高さが8、9mになるということです。
ただ、浦臼町の気候で不利なのはそれだけで、実は高温適雨の農業に適した街です。
浦臼町の農業で特筆すべきは、ブドウ畑でしょう。小樽に本社を置く北海道ワインが町内に大規模自社農場を持ち、ブドウ栽培もワイン製造も北海道内という、100%道産ワインをつくっています。
町民の方々は派生商品をつくるのが上手で、ブドウの果皮を練り込んだうどんをつくりました。その名も「手延べ葡どん(てのべぶどん)」。
大豆の栽培も盛んなので、豆腐アイスや豆乳ソフトクリームもつくっちゃいました。
町は移住受け入れにも熱心なので、田舎暮らしをしたいと思っている方は、ぜひ候補地の1つに加えてみてください。
浦臼町ってどんなところ?
日本最大の垣根式のブドウ畑:北海道ワインの鶴沼ワイナリー
小樽にワイン工場を持つ北海道ワインが、浦臼に日本最大となる、447haの垣根式のブドウ畑を持っています。この農場を、鶴沼ワイナリーといいます。
北海道ワインの創業者は、ドイツに行ったときに寒さに耐えられるブドウの品種をみつけ、北海道でブドウを栽培してワインをつくることを思い立ちます。そのとき、浦臼町長から広大な面積の放棄された水田の利用法の相談を受けます。これが1972年のこと。
これだけ聞くと、タイミングがよかったと感じるかもしれませんが、創業者は農業の専門家から「欧州のブドウを北海道で栽培するのは120%無理」と言われたそう。
その言葉にかえって奮起した創業者は、社員をドイツのワイン試験場に派遣したり、欧州のワインの苗木を約20品種、6,000本輸入したり、畑の土起こしをしたり、ドイツの専門家を招へいしたりして、この難事業を乗り越えました。
そして1980年に、「ミュラー・トウルガウ1979」3,000本を1本1,900円で販売することができました。
北海道ワインの創業者は、ドイツに行ったときに寒さに耐えられるブドウの品種をみつけ、北海道でブドウを栽培してワインをつくることを思い立ちます。そのとき、浦臼町長から広大な面積の放棄された水田の利用法の相談を受けます。これが1972年のこと。
これだけ聞くと、タイミングがよかったと感じるかもしれませんが、創業者は農業の専門家から「欧州のブドウを北海道で栽培するのは120%無理」と言われたそう。
その言葉にかえって奮起した創業者は、社員をドイツのワイン試験場に派遣したり、欧州のワインの苗木を約20品種、6,000本輸入したり、畑の土起こしをしたり、ドイツの専門家を招へいしたりして、この難事業を乗り越えました。
そして1980年に、「ミュラー・トウルガウ1979」3,000本を1本1,900円で販売することができました。
地元の食材活かした浦臼グルメ
浦臼では大豆を栽培しています。道の駅つるぬまの隣にある浦臼ヘルシー食品物産館では、地元産の大豆でつくった【豆腐】や【厚揚げ】を売っています。
「大豆の味がする」と評判ですので、ぜひ試してみてください。
豆腐を混ぜ込んだ【豆腐アイス】や豆乳を混ぜ込んだ【豆乳ソフトクリーム】といったスピンオフ企画商品もありますよ。
そして、地元の食材を混ぜ込んだ食品で注目したいのは【手延べ葡どん(てのべぶどん)】です。ブドウの果皮を粉末にしたものを、小麦粉に混ぜ込んでつくったうどんです。
ほのかにブドウの風味があり、健康成分のポリフェノールをたっぷり含んでいます。
「大豆の味がする」と評判ですので、ぜひ試してみてください。
豆腐を混ぜ込んだ【豆腐アイス】や豆乳を混ぜ込んだ【豆乳ソフトクリーム】といったスピンオフ企画商品もありますよ。
そして、地元の食材を混ぜ込んだ食品で注目したいのは【手延べ葡どん(てのべぶどん)】です。ブドウの果皮を粉末にしたものを、小麦粉に混ぜ込んでつくったうどんです。
ほのかにブドウの風味があり、健康成分のポリフェノールをたっぷり含んでいます。
浦臼町の主なイベント
8月 | うらうす夏の味覚まつり |
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8月 | 鶴沼ワインフェス |
9月 | 浦臼産ぼたんそば新そば収穫祭 |