豊富町の紹介

豊富町

Toyotomi

日本最北の温泉郷として知られる「豊富温泉」がある豊富町は、夏は涼しく冬は乾燥した寒さで、1月・2月には最低気温が-10℃以下の日が続くことがあり、霧氷や雪の結晶を見られる冬が訪れる町です。

広大なサロベツ原野の「サロベツ湿原」は、夏にはワタスゲやエゾカンゾウが咲き乱れ、特に7月~8月、一面に咲くオレンジ色のエゾカンゾウの群落は圧巻です。

酪農が盛んな豊富町は、広大なサロベツ原野を背景に夏には広々とした牧草地で放牧された乳牛が草を食むのどかな風景が見られます。町内には「豊富牛乳公社」や1,500ヘクタールもの敷地を誇る「豊富町大規模草地育成牧場」があり、「豊富牛乳」を生産・販売しています。北海道では、地元コンビニエンスストアの牛乳や乳製品としてもよく知られています。

乳製品がよく知られていますが、日本最北の鹿肉加工場があり、ジンギスカンや缶詰なども特産品として販売しているほか、町内の稚咲内漁港(わかさかないぎょこう)ではホッキ貝が水揚げされ、町の特産品になっています。

町内の豊富温泉は世界的にも珍しい効能と泉質の油分を含む美肌の湯として知られ、全国から湯治に訪れる人もいます。

サロベツ原野でのフットパスウォーキングはおススメアクティビティのひとつですが、「兜沼公園」にはオートキャンプ場があり、テント・コテージ・バンガローでの宿泊やデイキャンプもできます。また「兜沼」は4月上旬にマガンやハクチョウなどの水鳥が訪れることでも知られています。

豊富町のイメージキャラクターは牛の「とよとみ君」です。

豊富町ってどんなところ?

豊富温泉

温泉郷の美肌活~豊富温泉

「豊富温泉」は日本最北の温泉郷です。その泉質は世界でも希少なため奇跡の湯ともいわれ、わずかに油を含んでいることから体温を下げにくく、そのほかの温泉成分も発汗作用やデトックス、古い角質を取り除くなどの性質があるといわれていることなどから、「美肌の湯」として湯治目的を含め、全国から豊富温泉を訪れます。
サロベツ原野

サロベツ原野の自然

豊富町と幌延町の海岸沿いに広がる湿原はお花畑があり、サロベツ原生花園とも呼ばれています。ラムサール条約登録湿地で、その一部が「利尻礼文サロベツ国立公園」に指定されています。お花畑に咲く花は100種類を超えるといわれ、ミズバショウやエゾノリュウキンカにはじまり、クロユリ・ワタスゲ・ヒオウギアヤメの季節を経て、7月には町の花でもある「エゾカンゾウ」が一面に咲き乱れます。
稚咲内海岸

幻想的な風景が広がる海辺

小樽から稚内までを結び、その大部分が日本海沿いに続く「オロロンライン」はドライブコースとして知られ、日本海に沈む夕日を臨む景観が人気です。オロロンラインの東側はサロベツ湿原、西側は日本海を臨む「稚咲内海岸」(わかさかないかいがん)があるエリアが豊富町のサンセットスポットのひとつです。日本海に浮かぶ利尻島の「利尻富士」が美しく見えるポイントでもあります。

豊富町の主なイベント

6月 豊富八幡神社夏季例大祭
7月 サロベツ100マイルロードレース
8月 サロベツ納涼花火大会
8月 サロベツポニーばんば大会