せたな町の紹介

せたな町

Setana

せたな町は、北海道の南西部に位置する町。平成17年9月1日に、大成町、北檜山町、瀬棚町が合併し、新町名の公募によって「せたな町」が誕生しました。

日本海に面し、かつてはニシンの漁場として栄え、現在もホタテや牡蠣などの海の幸が収穫されています。海はもちろん、中心部には一級河川の後志利別川が流れるなど、水資源が豊か。

さらに、北部に道南の最高峰狩場山をはじめとした1,000m級の山々、南部に遊学部岳、白水岳が連なっています。狩場山から海岸のエリアは狩場茂津多道立自然公園に指定されており、緑も豊かな地域です。

雄大な自然の中には、パワーを感じられるスポットがいっぱい。
迫力あるシルエットの「三本杉岩」、龍神がいたと言われるウグイ沼がある「浮島公園」、険しい山道の先にある本殿にたどり着くと願いが叶うとされる「太田神社」など、魅力的なパワースポットがあります。

せたな町に広がる大自然のパワーや壮大な景色、自然が育む山海の幸を全身で感じてみてはいかがでしょうか。

せたな町ってどんなところ?

せたな町の自然

近年は映画「そらのレストラン」の舞台として一躍有名に

北海道を代表する俳優・大泉洋さんが主演を務め、同じく北海道出身のバイプレイヤー・小日向文世さんも出演する映画「そらのレストラン」は、せたな町で一部撮影が行われました。北海道を舞台にした「しあわせのパン」「ぶどうのなみだ」に続く作品で、見たことがある方も多いのではないでしょうか。

作中で登場する「設楽牧場」のモデルは、せたな町にある村上牧場。牧場から見える海や大自然の中で助け合う姿は、せたな町の海・陸・山の豊かな自然があってこそです。

せたな町の自然や景色を見るなら、立像山の展望台がおすすめ。展望台からは、せたな町の街並みや日本で初めての洋上風力発電所の風車、奥尻島、島を行き来するハートランドフェリーなどを一望できます。
パワースポットとして有名な三本杉岩も見え、夜にはライトアップされることもあり、いつもとは違った姿を見られます。
せたな町の荻野吟子公園

鉄道ファン必見! 旧国鉄が通った町

せたな町には、旧国鉄時代に瀬棚線というローカル線が走っていました。1987年に廃止されたものの、現在跡地には旧国鉄瀬棚線跡地記念碑があり、鉄道ファンにはたまらない場所。 記念碑のある場所は公園として整備されており、敷地内には「せたな町公営温泉浴場やすらぎ館」もあり、町民の憩いの場になっています。

また、日本初の女医である萩野吟子の功績を讃える荻野吟子公園もせたな町の見どころ。北海道開道100年の際に顕彰碑が瀬棚町にある開業地跡に建立されました。資料はせたな町生涯学習センターに展示されています。旧国鉄瀬棚線跡地記念碑と並んで、せたな町を訪れる人がよく巡る場所です。
せたな町の特産品

豊かな自然で育まれた、種類豊富な農産物

せたな町には、清流日本一といわれる後志利別川や道南の最高峰・狩場山など、水や緑など豊かな自然に恵まれています。自然を生かして、有機農業やクリーン農業などさまざまな農業に取り組んでおり、農産物はバリエーション豊富。

手掘りで収穫されたじゃがいも、有機栽培でつくられたほうれん草、スナップえんどう、「ななつぼし」や「ゆめぴりか」などのお米、年間約5,500トン生産される生乳などが有名です。

せたな町の主なイベント

2月 SETANA-CUP 雪合戦大会
5月 玉川公園水仙まつり
6月 太田神社例大祭
7月 温泉まつり
7月 がっぱり海の幸フェスタinわっためがして大成
8月 せたな漁火まつり
8月 北の白虎祭り
8月 ふるさと港まつり
9月 真駒内神社例大祭
9月 事比羅神社例大祭