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増毛町の紹介

増毛町

Mashike

増毛町は、留萌地方の南部にあり、日本海に面した港町です。かつてニシン漁とともにたくさんのかもめが飛んだことから、「かもめの多いところ」という意味を持つアイヌ語「マシュケ」または「マシュキニ」が由来になったとされています。

町の西にある日本海側では漁業が盛んで、エビやサケ、タコなどのさまざまな海産物が漁獲され、それらを使用した水産加工業も盛んです。また、海だけでなく、緑や水にも恵まれており、農業も積極的に行われています。

稲作では「きらら397」「ほしのゆめ」などの良質な一等米、果樹栽培ではリンゴやサクランボ、ナシなどが有名です。

また、お酒好きにはピンとくる「国稀酒造」もここ増毛町の酒造。北海道で最も古い酒蔵であり、暑寒山麓の伏流水を使った辛口の清酒が、全国で親しまれています。

増毛町ってどんなところ?

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映画「駅・STATION(ステーション)」の舞台

増毛駅は、JR留萌本線の終着駅でしたが、2016年に惜しまれながらも廃線に。人はもちろん、貨物の輸送にも活躍したため、町民や鉄道ファンに愛されてきました。

また、増毛駅は、名俳優・高倉健さんが主演を務めた映画「駅・STATION(ステーション)」の舞台としても有名。映画に登場した駅舎や風待食堂などはそのまま残っており、観光案内所ではスチール写真や映画のDVD上映なども行われています。増毛駅の活躍や増毛町の歴史を象徴する場所であり、今でも観光の拠点として、町民や観光客に愛されているのです。

その他にも、増毛町の発展を支えた豪商・本間家の歴史が残る「旧商家丸一本間家」や蝦夷地警護を任された秋田藩の拠点「元陣屋」など、増毛の歴史がわかる施設が多く残っています。
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近海で獲れるエビは絶品!春と秋におまつりも

増毛町ではさまざまな海産物が獲れますが、中でも有名なのがエビ!旬の5月~11月にかけて増毛近海で漁が行われ、活きの良いエビが漁獲されています。かごに入ったエビをそのまますくい上げて傷みを抑えたり、徹底した物流体制で新鮮なまま輸送したりするなどの工夫によって、増毛町の新鮮なエビが各地に届けられているのです。

エビをはじめとした増毛町の海産物やお酒を存分に味わえる、「増毛春の味まつり」や「増毛秋の味まつり」などが開催されています。水揚げされたエビの浜値販売や国稀酒造のまつり限定酒の販売などが大人気。エビの炭火焼やホタテ焼きなど、港町のイベントならではの味わいを求めて、例年たくさんの人が訪れます。

増毛町の主なイベント

2月 暑寒別岳スキー場まつり
5月 増毛春の味まつり
6月 暑寒別岳山開き
7月 厳島神社例大祭
7月 増毛町観光港まつり
9月 増毛秋の味まつり