上士幌町の紹介

上士幌町

Kamishihoro

上士幌町は、十勝地方北部にある大自然に囲まれた町。東大雪をはじめとした2000m級の山々、道内の国道で最も標高の高い三国峠、日本一の広さを誇る公共牧場「ナイタイ高原牧場」などがあり、面積の70%以上を森林が占めています。

広大な土地を活用した農業や酪農、畜産などが盛ん。東大雪のふもとにある温泉街「ぬかびら源泉郷」も有名で、静かな場所での癒しのひと時を求めて、多くの人が訪れます。

町の歴史が垣間見える場所である、「タウシュベツ川橋梁」は町の見どころ。旧国鉄士幌線が通っていたコンクリートアーチの中でも、特に代表的なコンクリートアーチ橋です。ダムの水が少ない1月に姿を見せ、水位の上昇とともに5月頃から沈み始め、夏頃には見えなくなることから幻の橋といわれています。

全貌が見える春、湖面に映り込みメガネのように見える晩春、雪景色の中にたたずむ冬など、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。

上士幌町ってどんなところ?

熱気球が舞い上がる上士幌町のバルーンフェスティバル

熱気球が舞い上がる、バルーンフェスティバル

上士幌町は、「熱気球のまち」として知られています。1974年に初めて開催された「熱気球フェスティバル」が上士幌町で行われて以来、町と熱気球は密接な関係に。例年8月にバルーンフェスティバルが開催され、上士幌町の空にカラフルな熱気球が舞い上がる光景は圧巻です。

道の駅の名前にもバルーンが採用され、その名も「四季風路バルーンのふるさと 道の駅 かみしほろ」。レストランやショップ、ベーカリー、レンタサイクル、ドッグランなど、グルメやショッピング、アクティビティまで楽しめる場所です。頂上にあるナイタイテラスからは、標高800mの景色が広がり、ナイタイ高原牧場や十勝平野を一望できます。
上士幌町は酪農が盛ん

牛の数が人口の約6倍の町で生まれた、こだわりの和牛

上士幌町の人口4,958人に対して、牛の数はなんと約34,000頭。乳生産量は90,037tで、酪農も盛んですが、注目したいのはこだわりの和牛「十勝ナイタイ和牛」です。

ナイタイ高原牧場が名前の由来になっていて、産地がわかるように「十勝」を加えた名前になりました。生まれも育ちも上士幌町にこだわり、安全性の高さや霜降りながらも食べやすいあっさりとした味わいなどを実現しています。

ふるさと納税の返礼品としても人気で、焼き肉やステーキ、ハンバーグなどで存分に堪能できます。

海外でも評価を高めているので、日本を代表する和牛として、松坂牛や神戸牛、近江牛などと肩を並べる品種になる日も近いかもしれません。

上士幌町の主なイベント

8月 バルーンフェスティバル