豊浦町は噴火湾に面した胆振管内で最も西に位置する町。沿岸部の気候は比較的温暖な地域ですが、冬は積雪量がかなり多いことから特別豪雪地帯とされています。
対馬海流の恩恵である温暖な気候と丘陵地帯であることから、農業と水産業を基幹産業としています。農産物は特にイチゴが有名で、他にジャガイモやアサツキなどが生産されています。水産業は特にホタテの養殖が盛んで、町の漁獲量の約8割を占めています。鮭、カレイ、カニ、ウニなども水揚げされています。
アクティビティも、特産のホタテに関する体験が多数あります。ホタテ釣り体験やホタテの殻剥き体験では体験後に新鮮なホタテの刺し身を食べられることでも人気。
そんな噴火湾の豊かな魅力を満喫しに豊浦町を訪れてみてください。
豊浦町ってどんなところ?
豊かな内浦湾の恵みと共に栄えてきた町
豊かな内浦湾に面していることから農水産業が盛んで、それが理由で町名が決まったという豊浦町。農業は水稲、馬鈴薯、イチゴ、畜産は肉牛、豚の生産、そして水産業はホタテやカレイにアワビなど、本当に豊かな生産物が目白押しです。その中でも特にホタテが有名で、ホタテ釣り選手権やホタテ殻むき体験などのイベント・ツアーが人気。豊浦でホタテの魅力の真髄を感じてみてはいかがでしょうか。
ロマンを感じる火山地形
豊浦の内浦湾は、別名噴火湾とも呼ばれています。北海道の南西部と渡島半島によって、北と西と南の三方を囲まれた独特の地形が特徴的です。1796年に調査目的で訪れたイギリスのブロートン海尉が、内浦湾の形状がほぼ円になっていることや、湾の周囲にそびえる駒ヶ岳や有珠山などの火山を見て「これは Volcano Bay だ」と語ったことに由来するといわれています。諸説ありますが、豊かな生態系を育む湾であり、この地域に暮らす人々にとって特別な場所なのです。
豊浦町の主なイベント
3月 | まるごと豊浦~北の収穫祭~ |
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3月 | TOYOURA 世界ホタテ釣り選手権大会 |
6月 | とようらいちご豚肉まつり |
8月 | とようら大山車盆祭り |
10月 | 豊浦漁港豊漁祭り |