鹿部町の紹介

鹿部町

Shikabe

雄大な駒ケ岳と洋々とした内浦湾(噴火湾)を望む、海と温泉(いでゆ)のまち、鹿部町。北海道の表玄関・函館空港から車で約60分の場所にあります。
豊富な海産物が特産品で、町内に3つある漁港にはいつも新鮮な魚介類が水揚げされます。通年でタコ、カレイ、ホッケが水揚げされ、サクラマス、昆布、ナマコの漁も盛ん。特に冬場は、主産業となっているタラコの原料スケソウダラ漁と、ホタテの水揚げが浜を賑わしています。鹿部川に遡上する鮭の姿も風物詩の一つです。
温泉も多く、町内には30か所以上の温泉源があり、それぞれで異なる泉質を満喫できます。趣のある温泉旅館から、気軽に楽しめる足湯、全国でも珍しい天然温泉が吹き出す「間歇泉」などその楽しみ方は色々。
町内随所で、北海道に来た実感を感じられそうです。

鹿部町ってどんなところ?

しかべ間歇泉公園

あつ〜い温泉が吹き上がる道の駅

2016年にオープンした「道の駅 しかべ間歇泉公園」は鹿部町の特産・海の幸と温泉の魅力が楽しめる複合施設です。散策路もある「間歇泉公園」と鹿部の食を味わえる「鹿部・食とうまいもの館」が併設し、多くの人が訪れています。
「間歇泉公園」(入園料別)にある「しかべ間歇泉」は2018年11月1日に北海道遺産に認定。湯温103℃の温泉が約15mの高さまで吹き上げる様子は、息を呑む迫力です。和風石庭の風雅な公園内で腰を落ち着けるなら、間歇泉の温泉を利用した足湯もおすすめ。タオル貸出もあるので、気軽に楽しめるのが嬉しいですね。
同公園内にある「眺望の館・洞窟の道」では、間歇泉を間近に見ることができ、羊蹄山や噴火湾越しの景色なども一望。パネルやビデオで間歇泉の科学も学べます。
鹿部町名物タラコ

道の駅で頂く名物タラコ、魚介、かあさんの味

まさに「食とうまいもの」が詰まったエリア。「浜のかあさん食堂」では、鹿部漁協女性部の“名物かあさん”たちによる、浜の家庭料理などが味わえます。また、特産品「鹿部たらこ」をはじめとした水産加工品、近隣地域の特産品、鹿部で水揚げされた鮮魚、鹿部ならではのお惣菜など、お土産品も充実でどれを選ぶか迷ってしまいそう。
ここで購入した食材を、園内の「温泉蒸し処」で、温泉蒸気の蒸し釜を使って自分で蒸してみるのもおすすめ。10分程度で蒸し上がり、素材の美味しさをダイレクトに、ヘルシーに感じられますよ。
鹿部町からみた駒ケ岳

秀峰・駒ケ岳と夕日のコラボレーション

北海道駒ケ岳は、鹿部町・七飯町・森町の3町にまたがる標高1,131mの活火山。内浦湾の南端に位置し、大沼国定公園に指定され、美しい山容で親しまれています。
当初、富士山のような円錐形の姿をしていましたが、1640年の大噴火で山頂部分が崩れ落ちるなど度重なる噴火を経て、剣ヶ峯、砂原岳といった複数の急峻な頂となだらかな裾野を合わせ持つ現在の姿となりました。このため、駒ヶ岳は見る位置によって姿を大きく変え、七飯町、森町からは鹿部町からとはまったく趣の異なる姿を楽しめるのも魅力の1つとなっています。鹿部町からは、冬至に近い3か月程度を除き、山頂部分に夕日が沈む、印象的な駒ヶ岳を見ることができます。平成22年から入山規制が緩和され、毎年たくさんの登山者でにぎわうそう。
鹿部公園やひょうたん沼公園、漁港など、ビュースポットも点在しているので、お気に入りの場所を探してみてください。

鹿部町の主なイベント

5月 鹿部春のえびつぶ祭り 
8月 しかべ海と温泉(いでゆ)のまつり
2月 鹿部たらこ祭り