興部町の紹介

興部町

Okoppe

興部町は、オホーツク地方・紋別郡に位置する町。北にオホーツク海が面した港町でありながら、広大な土地と豊かな自然を生かし、酪農も盛んです。

町と町の境に設置されているカントリーサインには、牧場をバックにホタテを持った牛がデザインしており、酪農と漁業のまちであることが表現されています。

興部町のシンボルともいえるのが、道の駅おこっぺ アニュウ・ジョイパーク。興部駅跡地に建て替えられた道の駅で、鉄道の歴史を集めた展示コーナーや飲食スペース、特産品の販売など、町の魅力が詰まっています。

ジョイパークという公園内には、ディーゼルカーを改装した休憩所・宿泊所「ルゴーサエクスプレス」があります。町民や観光客はもちろん、バイクライダーやチャリダーにも馴染みのある施設です。

興部町ってどんなところ?

興部町の酪農

豊かな大地と調和しながら取り組む、興部町の酪農

興部町では、362.55平方キロメートルという広大な面積を生かして、酪農が盛んに取り組まれています。牧場でたくさんの牛が暮らし、のどかな風景は北海道・興部町が誇る魅力のひとつといえるでしょう。

これまでは牛乳など原料生産地という位置づけがありましたが、現在はさまざまな乳製品を手作りしています。アイスクリームやナチュラルチーズ、ヨーグルト、バター、ハム・ソーセージなどが有名です。

また、美味しい牛乳や加工品を作る過程で、地球や地域の環境に配慮しているのも知っておきたいポイント。家畜排泄物を中心に使ったバイオマス資源の活用、悪臭の低減、水環境の改善などに取り組み、豊かな恵みを与えてくれる自然を守りながら、酪農に力を入れています。
興部町の特産品の毛ガニ

オホーツク海の幸を獲りながら、育てる漁業へ変化

興部町の北に面したオホーツク海からは、たくさんの海産物が水揚げされています。豊かな海が育んだ、ホタテやサケ、マス、毛ガニなどは、町が誇る海の幸です。ホタテの干し貝柱や筋子・イクラなどの加工品も町内外で親しまれています。

興部町の漁業は、海産物を獲るだけではなく、育てることを大切にしているのが特徴。稚魚の放流事業、養殖技術の向上、水源を確保するための植樹などを行っています。また、世界初の防氷堤によって、コンブやウニを流氷から守る活動も興部町ならではです。

海産物を獲りつつ、守りながら育てる取り組みで、漁業資源が確保され、安定した漁業経営が実現されていっています。

興部町の主なイベント

2月 ミニミニ冬まつり
5月 公園まつり
7月 さるる海浜まつり
8月 おこっぺ夏まつり
10月 おこっぺ牛乳の里マラソン大会