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浜頓別町の紹介

浜頓別町

Hamatonbetsu

浜頓別町は、“白鳥の湖”クッチャロ湖と、秀峰・珠文岳、砂金公園を有し、水鳥やワシが羽を休める場所として全国的にも知られています。地勢はほぼ平坦で、南東および南西は山岳に囲まれており、町の中心部を流れる頓別川はオホーツク海に注いでいます。流氷が育むミネラル豊かな海と、冷涼で健康な大地により、漁業も酪農も盛ん。
またキャンプやサイクリング、湖畔でのパークゴルフなど、アウトドアを楽しめるスポットも点在しています。

浜頓別町ってどんなところ?

クッチャロ湖

最北の湖・クッチャロ湖で、静謐な時を過ごす

日本最北のラムサール条約指定地でもある「クッチャロ湖」は日本有数のコハクチョウの飛来地。周囲30kmの海跡湖で、大沼と小沼の2つの沼が細い水路によってつながり、変形した瓢箪型をしています。大沼の南側には水鳥観察館、キャンプ場、温泉施設、白鳥公園などの設備があります。
毎年、秋(10~12月)と春(3~5月)に約6千羽を超えるコハクチョウが飛来し、その優雅な姿を見せることから町のシンボルとなっています。
 
湖は平均水深1.5mと浅く標高が低いため、約3km離れたオホーツク海の海水が、満潮になると入り込みます。日本とロシアを渡る水鳥達の重要な中継地で、約300種の野鳥が記録されています。渡りの季節には、コハクチョウのほか数万羽のカモ類、冬には、天然記念物のオジロワシやオオワシの姿も。鳥たちや動物たちを守るため、町では、定期的な清掃や水質調査など行っています。
平成7年に環境省で設置された、湖畔の「浜頓別クッチャロ湖水鳥観察館」では、来訪者へ自然情報を提供し、自然環境の普及啓発を実施。水鳥・湿地のモニタリングの拠点としても機能しています。館内に設置されている野外カメラや望遠鏡を利用して、野鳥を観察することも可能。春と秋には、渡りの途中のコハクチョウ、夏にはアオサギやカワセミの姿も見られるそう。館内では写真パネルでクッチャロ湖の四季の様子も紹介されています。
ウソタンナイ砂金採掘公園

子供も大人も一緒に、ワクワクの「砂金」採掘体験

「ウソタンナイ砂金採掘公園」は、日本古来の砂金掘り伝統道具である「ゆり板」と「カッチャ」を使って砂金掘りができる日本随一の本格的砂金掘り体験場です。「ウソタンナイ」は、アイヌ語「お互いに滝が掘っている川」という意味だそう。砂金堀り体験は、常駐のインストラクターが丁寧にサポートしてくれるので初めてでも気軽に楽しめます。実際に川に入って掘る「川掘り」、水槽の砂の中から探す方法で雨天時もOKの「水槽掘り」の2つがあるので、旅のスケジュールや天候に合わせて選んでみてください。
ベニヤ原生花園のハナショウブ

北オホーツク道立自然公園の中心地「ベニヤ原生花園」

約330haと広大な「ベニヤ原生花園」内は、海浜・低層湿地・高層湿地・河川・草原・森林などの複数の自然環境が混在していることから、湿地植物や高山植物が同時に愛でられる特殊な原生花園です。花の見頃は5月中旬〜9月中旬。スミレ、スズラン、アヤメ、ユリ、リンドウなど季節によって100種以上の花々が咲き乱れます。特に7月上旬のハナショウブの群生が一面を紫色に染める様子は見事です。日本では道北でしか繁殖していない「ツメナガセキレイ」などの野鳥も多く、草原生の鳥たちのさえずりにも心癒されることでしょう。園内の遊歩道は起伏もほとんどなく、徒歩20分ほどで駐車場から海岸の往復が可能。旅の目的地の一つにぜひ加えたい場所です。

浜頓別町の主なイベント

7月 クッチャロ湖湖水まつり
8月 ウソタン砂金フェスティバル
10月 ふるさとまつりin浜頓別