深川市は農業が盛んな市で、なかでも生産量が道内トップクラスの米作りは明治から始まりました。開拓当初は畑作が中心でしたが、石狩川から水を引くための用水路を人力で作り、少しずつ水田が広がりました。現在はお米の産地として「ゆめぴりか」「ふっくりんこ」「ななつぼし」などを栽培し、深川市の代表的な作物のひとつになっています。
米どころですが、ソバの生産量は全国第2位を誇るソバの産地でもあります。また、切り花の生産量は北海道でトップクラスで、このほかキュウリ・ねばり長芋、フルーツもリンゴ・メロン・サクランボなども栽培しています。
また、乳牛の飼育もしているほか、深川牛・ふかがわポークのブランド肉の生産もおこなっています。
夏の平均気温は20℃ほど、最高気温は25℃ほどで、過ごしやすい気候です。冬は11月から3月までが降雪時期で、1月から3月は最低気温が-10℃以下になることもあり、平均気温は-5℃前後です。降雪量は北海道でもトップクラスですが、積雪量としては札幌より少し多い程度にとどまっています。
深川市では豊富な深川産農産物を特産品として、特にお米を中心に「お米のまち深川」として情報を発信しています。お米のテーマパーク「道の駅ライスランドふかがわ」では、情報発信基地としての役割のほか、深川産の農産物や加工品などの特産品を販売しているほか、テイクアウトやイートインの飲食店でお米やソバ、スイーツなどを味わえます。
深川産のお米を使った特産品といえば「ウロコダンゴ」があり、伝統ある深川スイーツです。もち米・小麦粉・砂糖とシンプルな原材料で作る「ウロコダンゴ」は、1900年代初期から「椿餅」の名前で深川駅で立ち売り販売され、その後名称を変更することになった際、交通の要衝だった深川駅に停車するニシンを運ぶ貨物列車にウロコがたくさん貼り付いていたことから、三角形の椿餅の形に似ていると「ウロコダンゴ」と名付けられました。今も変わらず作り続けられるウロコダンゴは、現在、プレーン・小豆餡・抹茶味の3種類。甘さ控えめの懐かしい味がする深川ライススイーツです。
また、珍しいところでは、北海道で唯一、コメ油を製造している工場があり、コメ油で揚げた「ポテトチップス」はお土産としても人気です。
深川産のお米と一緒にソバもいただけるご当地グルメ「深川そばめし」も深川市ならではのローカルグルメで、そばつゆで味付けして炊いた深川産米のごはんに素揚げした深川産”ソバの実”が混ぜ込んであり、ほんのり醤油が香るご飯とソバの実の食感がおいしい深川グルメです。深川市内の飲食店で提供しており、道の駅ではテイクアウト可能なお弁当もあります。
深川グルメのほか、アクティビティでは四季がはっきりしている気候から広大な田園景観を一望できるトトロ峠展望台では四季折々の深川の風景、「イルムの丘」「国見峠」などでのサイクリングやフットパスウォーク、「音江連山」登山、「まあぶオートキャンプ」でのアウトドアアクティビティ、「アグリ工房まあぶ」でのそば打ち体験、リンゴやサクランボなどのフルーツ狩りなどを楽しめます。
深川市ってどんなところ?
深川産米をよりおいしく
深川のトトロワールド
果樹王国のリンゴ
スプリングエフェメラルの群生
深川市の主なイベント
2月 | ふかがわ氷雪まつり |
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10月 | ふかがわフォトコンテスト~ふかがわの魅力発見!~ |
5月 | ふかがわ市民桜祭り |
5月 | ふかがわスプリングフェスタ |
1月 | オープンガーデンふかがわ |
6月 | 音江連山登山コース開き |
7月 | ホクレン・ディスタンスチャレンジ深川大会 |
7月 | まあぶフェスタ |
7月 | ふかがわ夏まつり・花火大会 |
8月 | ふかがわ新そばフェスタ |