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えりも町の紹介

えりも町

Erimo

えりも町は、豊かな水産資源と雄大な自然景観に恵まれた、漁業・畜産・観光のまちです。風光明媚な「襟裳岬」をはじめ、お土産の定番「白い恋人」で有名なハートの形をした湖「豊似湖」、江戸時代末期に拓かれた官製道路「猿留山道」、断崖絶壁の海岸が続く「黄金道路」など数多くの景勝地を有し、年間30万人以上の観光客が訪れています。
まちの大部分が太平洋に面し、沖合で暖流と寒流がぶつかることから、鮭や毛がに、日高昆布、つぶ貝などの漁が盛んに行われており、年間を通して豊富な魚種が獲れる道内でも有数の漁場です。海の恵みだけでなく、広大な放牧地で育てられた「えりも短角牛」も見逃せません。
また「風極の地」と呼ばれるほど日本屈指の強風地帯でもあり、その威力を体感できる施設もぜひ立ち寄りたいスポットです。

えりも町ってどんなところ?

襟裳岬

国指定文化財指定の襟裳岬で楽しむ、絶景と“風体験” 

「北海道の背骨」と呼ばれる日高山脈が次第に標高を下げ、そのまま太平洋に沈んでいく、壮大な大自然のドラマを実感できるのが襟裳岬。長年に渡って荒波に洗われているにもかかわらず、遠く2km沖まで岩礁地平等が続く光景は圧巻。海面下に没してさらに6kmも続くというから驚きです。平成22年8月には、アイヌ民族の精神的・聖地的に重要な場所であるとして、国指定の名勝「ピリカ・ノカ」に指定されました。
その襟裳岬先端に立つ白亜の大型灯台「襟裳岬灯台」は、「日本の灯台50選」に選出。沖合で暖流と寒流がぶつかり合い、年間100日ほど海霧が発生するため“海の難所”といわれる襟裳岬一帯を航行する漁船や貨物船を見守っています。
初点灯は明治22年。当時は第1等(特大レンズを使用した)灯台でしたが、昭和20年7月15日に第二次世界大戦時の爆撃で破壊され、昭和25年2月3日に再建された歴史深い灯台です。
襟裳岬は、風速10m毎秒の風が吹く日が260日を超える国内有数の強風地域で、風速30m毎秒以上になる日も珍しくありません。日高山脈襟裳国定公園内にある「風の館」は、その強風を活かした“風のテーマ館”。周囲の景観や植生に考慮し、また、すぐ隣に建つ灯台の明かりを遮らないよう、地下埋没形式で設計されています。館内には、強風を体感できるコーナーや、野生のゼニガタアザラシの姿や季節ごとに表情を変える岬の風景を一望できるガラス張りの屋内展望室などを展開。流木や貝殻などを利用した工作体験も行なっています。
えりも町の豊似湖

日高管内で唯一の自然湖。「カムイトウ」の由縁がそこに

原生林に囲まれた「豊似湖」。湖面を上空から見るとハートの形に見えることから「ハートレイク」、湖の形が馬の蹄に似ていることから「馬蹄湖」とも呼ばれています。周囲1km、水深は最深部18m、森の中の静寂な湖です。
駐車場から湖畔までは200mほど。約30分で湖畔を一周できます。一帯はシナノキ、ベニイタヤ、カツラ、ヤチダモ、トドマツなどの原生林で、エゾシカ、ヒグマも棲息しているそう。“氷河期の生き残り”といわれる「ナキウサギ」の繁殖地でもあるため、北海道は豊似湖鳥獣保護区として自然を保護しており、アイヌの人々が摩周湖と同様に「カムイトウ(神の沼)」と呼んでいたという神秘的な雰囲気は今も守られています。
えりも町の百人浜

襟裳岬へと続く砂丘地帯・百人浜を歩く

襟裳岬から庶野(しょや)まで続く15kmの砂丘地帯・百人浜。バス停前にある「一石一字塔」は、江戸時代に南部藩の御用船が難破し、この浜で息絶えた100人の乗組員の供養塔で、これが百人浜の名の由来となっています。その横には悲しい恋の伝説が伝えられる「悲恋沼(ひれんぬま)」があります。百人浜の海岸砂丘にはハマナス、ハマニンニク、ハマエンドウ、センダイハギなどの海浜植物が生育。ミズナラ、カシワなどの海岸林も茂り、展望台からの眺めも必見です。
自然探勝・体験及び滞在型観光への振興を図るため「百人浜オートキャンプ場」も整備されており、眼前に砂丘地帯を望む絶好のロケーションで多くのキャンパーに人気。バンガロー10棟、オートサイト19区画、フリーサイト(4名用テント100張分)、コインランドリー、シャワー室、トイレ、炊事棟などを備え、温浴施設「とまべつ憩いの湯ちゃっぷ」も隣接しています。

えりも町の主なイベント

4月 えりもうにまつり
8月 えりもの灯台まつり 
10月 えりも海と山の幸フェスティバル