鶴居村は、神の鳥と呼ばれているタンチョウが飛来する地として、全国的に知られています。毎冬、巨大なレンズをつけたカメラを抱えたアマチュア写真家たちが、その優美な姿を収めようと来村します。
絶滅の窮地からタンチョウを救ったのは、行政でも自然保護団体でもなく、村の人たちです。自分たちの農地に餌をまき、飢えさせないようにしました。
村人たちの自然を大切にする気持ちは景観保護につながり、鶴居村には美しい風景を求めて移住する人もいます。小規模ながら高級住宅街が形成されているほどです。
村内には温泉ホテルがあり、釧路湿原を堪能できる木道もあります。つまり、豊かな自然を味わうツールがそろっているわけです。
鶴居村ってどんなところ?
ツルがいるから鶴居村
日本で繁殖する唯一の野生のツル、タンチョウ。絶滅危惧種で特別天然記念物で、増えたとはいえまだ約1,650羽しかいません。
しかしタンチョウが人々を惹きつけるのは、希少さではありません。ひと目見れば、アイヌの人たちがサルルンカムイ(湿原の神)と讃えていることを理解できるはずです。
大人のタンチョウは全長1.4mもあり、悠々と歩いているところを見れば、それが鳥であることを忘れてしまうでしょう。羽を広げると2.4mにもなり、飛ぶ姿は豪快かつ優美。
鶴居村では、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ、菊池農場、音羽橋、鶴見台でタンチョウを見ることができます。群れをなして飛来するのは冬場ですが、運がよければ夏場でも、国道をドライブしているときに出会えますよ。
鶴居村にタンチョウが姿を現すのは、村の人たちが自主的に餌を与え続けたからです。国が保護を始めたのは、そのあとです。タンチョウが鶴居村の重要な観光資源になっていることから考えると、現代版鶴の恩返しといえるかもしれませんね。
しかしタンチョウが人々を惹きつけるのは、希少さではありません。ひと目見れば、アイヌの人たちがサルルンカムイ(湿原の神)と讃えていることを理解できるはずです。
大人のタンチョウは全長1.4mもあり、悠々と歩いているところを見れば、それが鳥であることを忘れてしまうでしょう。羽を広げると2.4mにもなり、飛ぶ姿は豪快かつ優美。
鶴居村では、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ、菊池農場、音羽橋、鶴見台でタンチョウを見ることができます。群れをなして飛来するのは冬場ですが、運がよければ夏場でも、国道をドライブしているときに出会えますよ。
鶴居村にタンチョウが姿を現すのは、村の人たちが自主的に餌を与え続けたからです。国が保護を始めたのは、そのあとです。タンチョウが鶴居村の重要な観光資源になっていることから考えると、現代版鶴の恩返しといえるかもしれませんね。
湿原の深部に迫れる、温根内ビジターセンターの木道
釧路湿原は日本一の規模を誇る湿原であり、手つかず自然が人々を魅了していますが、観光しづらい欠点があります。沼地なので、普通に歩いていくことができません。
しかし、環境省が設置している温根内ビジターセンターを起点にした3kmの遊歩道を歩けば、湿原の深部に入っていくことができます。シカの大群に遭遇することもありますし、オオワシをみることもできます。タンチョウが飛来することもあります。
しかし、環境省が設置している温根内ビジターセンターを起点にした3kmの遊歩道を歩けば、湿原の深部に入っていくことができます。シカの大群に遭遇することもありますし、オオワシをみることもできます。タンチョウが飛来することもあります。
鶴居村の主なイベント
2月 | タンチョウフェスティバル |
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7月 | つるい納涼まつり |
8月 | 鶴居ふるさと盆踊り・花火大会 |
9月 | 鶴居村ふるさとまつり |
1月 ~ 12月 | 釧路湿原の植物観察散策会 |