十勝で最も東京に近い街、ともいわれる更別村は、帯広空港からは車で約10分、羽田-帯広間のフライトは1時間半と東京からの日帰りもアクセスしやすい場所にあります。かつては村内を流れるサラベツ川・サッチャルベツ川流域は、葦などが生い茂ってはいましたが、広い平原でした。冬には気温-20℃を下回ることもある気候と川があることから、冬にはよく美しい霧氷が見られる町としても知られています。
更別村も十勝のほかの市町村同様、農業が盛んで、小麦・てんさい・じゃがいも・あずきほか豆類を栽培や乳牛の飼育をしており、特に金時豆インゲンマメの生産量は全国トップクラスですが、更別村の特徴は、農家1戸あたりの経営面積が十勝エリアで最大規模で、農家一戸当たりの”トラクター所有台数”も国内最大規模という点です。このため、かつてはトラクターをばんえい馬に見立てた「国際トラクターBAMBA」を開催していました。
背景の雄大な日高山脈と平原に広がる畑のコントラストは、更別村でのんびりと眺めたくなる風景です。
更別村にはゆっくりとアクティビティを楽しめる場所があります。広大な敷地の「さらべつカントリーパーク」は、オートキャンプ場ですがテントサイトのほか、トレーラーハウスやヨーロッパ風コテージがあり、好きなタイプの過ごし方で利用できます。また、「どんぐり公園」にはアスレチックコースやバーベキューハウス、「ファミリーパークさらべつ」ではオショロコマやヤマベ・ニジマスの釣りなどを楽しめます。
じゃがいもや豆類の栽培が盛んですが、更別町の特産品で注目したいのは「すもも」商品です。町内に「すももの里」(どんぐり公園内)があり、毎年5月、白い花が咲く頃に「さらべつ すももの里まつり」が行われ、秋に収穫した「すももの実」は、のむヨーグルト・ドライフルーツ・リキュール・アイスクリームなどさまざまな”すもも”の特産品に加工。「道の駅さらべつ」の観光と物産の館「ピ・ポ・パ」などで販売しています。
更別村のイメージキャラクターは「どんちゃん」です。町の木「カシワ」に実るどんぐりがモチーフです。
更別村ってどんなところ?
手軽に食したい贅沢な「さらべつグルメ」
幻想的な冬
モータースポーツのメッカ
更別村の主なイベント
5月 | さらべつ すももの里まつり |
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5月 | 十勝スピードウェイ誕生祭 |
8月 | 全日本ママチャリ12時間耐久レース |
10月 | さらべつ大収穫祭 |