音威子府村は、上川地方北部に位置する北海道でも一番小さな村です。村の四方を山に囲まれた盆地のため、夏は30℃以上になることもあり、冬はマイナス30℃を下回ることもあるなど、寒暖の差が激しい気候が特徴です。
村の主産業は畜産と林業で、村内にある「音威子府村農畜産物処理加工施設」では、パン作りやトマトジュース作り、ソーセージ加工など様々な調理加工に挑戦することができます。
殻がついたまま製粉することで真っ黒な見た目になることが特徴の音威子府そばや、北海道産の原料を使用した無添加の音威子府羊羹、おといねっぷ味噌などの加工品の生産も盛んに行われています。
音威子府村ってどんなところ?
一目見て驚く黒い麺
「そば」が有名な音威子府ですが、音威子府そばは見た目の黒さが特徴的。その黒光りするほどの色の理由は、そばの実の甘皮まで使用して製麺しているからとのこと。そのおかげでよりそば本来の風味が強くなり、しっかりとした麺のコシを堪能できるのです。
天塩川を臨む露天風呂
天塩川沿いのリバーサイドパークには「住民保養センター 天塩川温泉」があります。温泉は大正初期に発見され、約1億5000万年前の白亜系の地層の断面から湧き出ているそうです。湯治客でにぎわった天塩川温泉は、保養センターとして宿泊施設や食事処が整備され、現在は日帰り入浴も可能。天塩川を臨む露天風呂が人気で、多くの温泉愛好家が訪れる人気の温泉です。
音威子府村の主なイベント
8月 | 森と匠の村 ふるさとまつり |
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8月 | おといねっぷ納涼まつり |