町の大部分が長万部岳の丘陵によって占められ、噴火湾に接している長万部町。渡島半島の日本海側と太平洋側を往来する交通の要衝として栄えてきました。
長万部グルメの名物といえば「かにめし」。昭和初期の鉄道の発展とともに駅弁として食べられるようになり、現在では多くのお店でオリジナルのかにめしを製造・販売しています。
観光を楽しむなら、自然景観を満喫する体験がおすすめ。噴火湾のパノラマを体感する渡島山系の軽登山や、カレイやヒラメを狙う釣り体験、ブナの巨木や静狩湿原の散策もおすすめ。アヤメやハマナスの咲き誇るあやめ公園を見に行ったり、そこで楽しめるパークゴルフも人気。自然あふれるとみのの森でのキャンプも、週末には多くの人が訪れています。
長万部町ってどんなところ?
長万部の歴史そのもの「かにめし」
鉄道が通っている長万部の魅力の一つに駅弁があります。中でも長万部町の歴史・文化ともいえる特産品である「かにめし」は絶対に見逃せません。夏にしか食べられなかったかにを一年中食べられるように工夫して、「煮かに」にしたことから誕生したかにめし。道南をゆったりと鉄道で旅するお供に最適な駅弁です。
豊かな農水産物の宝庫
内浦湾に面し、ホタテや毛ガニ、鮭やヒラメなど豊かな水産資源を持つ長万部町ですが、野菜などの農産物も充実しているのが特徴です。大根やピーマン、トマトにネギ、白菜にキャベツにほうれん草など、一般的なメジャーな野菜が栽培されており、道南の食糧基地になっています。さらに肉牛や豚の畜産も盛んで、多くの産業に支えられて発展してきた町なのです。
長万部町の主なイベント
6月 | おしゃまんべ毛がにまつり |
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7月 | 静狩飯生神社祭典 神輿海中禊 |
8月 | 飯生神社例大祭 |
8月 | 長万部町祭典イベント花火大会 |