西興部村の紹介

西興部村

Nishiokoppe

西興部村は、オホーツク地方の最も西北に位置する村です。高層ビルや大型ショッピングセンターなどがないからこそ、豊かな自然やのどかな空気を感じられるのが魅力。

ウエンシリ岳や札滑岳などの山岳、行者の滝や黒岩の滝などの滝、森林公園など、村には雄大な自然が広がっています。

中でも、ウエンシリ岳のふもとにできる「氷のトンネル」は有名です。積雪や表層なだれなどが積み重なったものを木の葉などが覆うことによって、氷が解けずに巨大なトンネルが姿を現しました。

高さは約3メートル、幅約4~5メートルほど。迫力のある姿はもちろん、神秘的な自然現象や真夏でも4度ほどという涼しさを求めて、例年7月上旬から8月下旬までの見ごろに多くの人が訪れています。

西興部村ってどんなところ?

西興部の道の駅

村の「夢施設」から、西興部の魅力を発信

小さな村を象徴するのが、「夢」という言葉が入った5つの施設。道の駅フラワーパーク「花夢(カム)」、森の美術館「木夢(コム)」、ホテル「森夢(リム)」、マルチメディア館「IT夢(アトム)」、観光・子育て支援センター「里住夢(リズム)」から、西興部の魅力を伝えています。

ドライブや旅の拠点である「花夢」の周囲には、約500種類の花々があり、四季折々の姿で訪れる人をお出迎え。売店や軽食コーナー、体験工房のほか、風の力で58体の木の人形が演奏する「からくりオルガン・音木林(おとぎばやし)」も人気です。

「木夢(コム)」は、「みて、ふれて、あそんで、つくる」をコンセプトにした美術館。木の優しさや温もりをテーマに、木の砂場や滑り台、トイシアターを用意し、イベントや木工教室を実施しています。

5つの夢施設を中心に、さまざまな施設や自然、イベントなどから、夢を育むまちづくりに取り組んでいるのです。
西興部村の山菜

無農薬野菜の元祖、天然の山菜の袋詰めが有名

興部村の山々では、たくさんの山菜が自生しています。春から夏はフキやワラビ、ウド、タケノコ、秋はキノコなどが旬。天然の山菜を鮮度を落とさずパック詰めした、山菜の袋詰めが有名です。

天然の松茸を使った特産焼酎「にしおこっぺ」や、鹿肉を食べやすく加工した缶詰「鹿夢缶」なども特産品として販売されています。

また、新名物として「セトウシうどん」も発売中。村内の生乳と道産小麦を練り込んだうどんと昆布つゆのセットとなっていて、村の公式キャラクター「セトウシくん」がパッケージに描かれています。

ホテル「森夢(リム)」の土産コーナーにあり、今後新たな名物として、西興部村の特産物になるかもしれません。

西興部村の主なイベント

8月 ふる里盆踊り大会
8月 むら興しまつり
9月 上興部神社祭
9月 西興部神社祭

西興部村の読みもの

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