北海道の北部にある遠別町。道内でも寒冷な地域にありながら、対馬暖流の影響によって天候に恵まれているため、日本最北の水稲地としても知られています。日本海主幹産業は農業をはじめとする一次産業で、米の他にはメロンやホウレン草、アスパラガスの栽培が盛んです。また町の一部が日本海に面していることから古くから漁業も行われており、かつてはニシン漁で栄えていました。
遠別町の特徴として、観光スポットに「富士見」という名がついた場所が多いことが挙げられます。これは、遠別町から「利尻富士(利尻山)」を望めるためです。利尻山は、一見すると富士山に似ていることから利尻富士の名で道民に親しまれています。遠別町では、この素晴らしい利尻富士のシルエットを背景に、夕日に赤く染まる海の絶景を楽しめます。
遠別町ってどんなところ?
海水浴にキャンプ、温泉。自然いっぱい遊べる場所がいっぱいの遠別
「富士見海水浴場みなくるび~ち」「河川公園キャンプ場」「富士見ヶ丘キャンプ場」と、アウトドアを楽しめるスポット満載の遠別町。道内外から訪れる観光客に、北海道の夏のアクティビティを提供しています。遠別町では黒と赤の2種類の温泉が湧出しているのもポイント。黒い温泉は低張性アルカリ性高温泉、赤茶色は低張性中性高温泉とそれぞれ泉質が異なります。この2つの温泉を一度に楽しめる「旭温泉」は、温泉好きなら外せないスポットです。
日本最北の米どころの底力を感じる数々のグルメに舌鼓
日本最北の米どころとして、もち米の「はくちょうもち」を生産している遠別町。畑ではジャガイモやニンジン、ホウレン草、アスパラガス、メロンとさまざまな作物がつくられています。日本海ではホタテやタコ、サケ、ヒラメ、カレイ、カスベなどの魚介類が水揚げされており、町内にある飲食店ではこれらの食材を使用した和洋中さまざまなグルメを楽しめます。
また、特産品のもち米を使用した地酒「北吹雪」や「肉巻きおにぎり」、その他町内で生産されている野菜を用いたジュースや「煮タコ」など、各種加工品も人気です。
また、特産品のもち米を使用した地酒「北吹雪」や「肉巻きおにぎり」、その他町内で生産されている野菜を用いたジュースや「煮タコ」など、各種加工品も人気です。
遠別町の主なイベント
6月 | ひらめ底建網オーナーin遠別 |
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7月 | 遠別神社祭 |
7月 | ビーチバレーボール大会 |
2月 | えんべつ冬まつり |