厚真町の紹介

厚真町

Atsuma

厚真町は、胆振エリアではお米の作付面積が最も多く、お米の町として知られています。小麦や小粒大豆、ほうれん草やブロッコリーなどの栽培、花の栽培もおこなっていますが、最も知られている作物は「ハスカップ」です。
ハスカップの作付面積は日本一で、厚真町産ハスカップは道内はもとより全国へ販売されます。
酪農では肉牛の飼育を主体に乳牛、養鶏、養豚をおこなっており、養豚農場では「放牧豚」や「米愛豚」(まいらぶた)などブランド豚として生産・加工をおこなっています。

お米やハスカップなど農業で知られる厚真町ですが、町の南は太平洋に面しており、浜厚真漁港ではホタテ貝やシシャモ、カレイなどのほか、ホッキ貝漁が盛んです。毎年、7月に漁が解禁されると、どこよりもおいしいといわれる黒ホッキの水揚げが始まります。

アウトドアのアクティビティスポットもさまざま。6月下旬~7月中旬、ハスカップ狩りができる農園をはじめ、キャンプや釣りができる「大沼」、ATV専用サーキットの「浜厚真オフロードパーク」、サーファーに人気のサーフポイント「浜厚真海浜公園」、ワカサギ釣りができる「三日月沼」のほか、自然を生かしたパークゴルフ場も多くあります。

2018年9月に発生した北海道胆振東部地震では震度7を観測し、大規模な土砂崩れなどにより大きな被害を受け、復旧・復興に向けた町民の努力は今もなお続いています。
厚真町では、厚真町被災地ガイドと一緒に被害が大きかった地域を巡り、当時の状況・現在の復興状況を案内するガイドツアーをおこなっています。

厚真町の公式キャラクターは「あつまるくん」です。頭にはハスカップ、胸には名産のお米で作ったおにぎり、背中にサーフボードを背負っています。体の色は森林のグリーン。ツイッターでもつぶやいています。

厚真町ってどんなところ?

厚真町のハスカップ

北海道にのみ自生する果実

ハスカップは北海道に自生する皮ごと食べられる果実ですが、中でも厚真町がある勇払原野にはかつて大きな群生地がありました。生の果実は苦みを感じることもありジャムなどに加工されますが、食べ慣れた厚真町民は塩漬けにしおにぎりにも入れるそうです。厚真産のハスカップは粒が大きく、さわやかな酸味と糖度の高さが特徴で生食にもおいしいといわれています。6月末~7月中旬、町内の農園ではハスカップ狩りが楽しめます。
厚真町大沼

自然のなかでのキャンプなら、厚真町の「大沼」

厚真町の「大沼」を中心とした釣りやキャンプができる施設が「大沼フィッシングパーク」と「大沼野営場」です。7月~9月にかけて、大沼の鯉やフナなどの釣りを楽しめるほか、沼のほとりの「大沼野営場」でキャンプができます。「野営場」の名前の通り、自然のなかでキャンプ本来の醍醐味を味わえるキャンプサイトです。また、季節によって朝霧がかかる大沼やスイレンが咲く大沼など、美しい景観も楽しめます。

厚真町の主なイベント

1月 あつま国際雪上3本引き大会
2月 ランタンまつり・スターフェスタin ATSUMA
6月 あつま田舎まつり