泊村の紹介

泊村

Tomari

「積丹半島に遊び行こう」と決めて、泊村に行く人は多くはないかもしれません。
でも実際に観光してみると、意外によかったと思えるはず。

泊村は遊べる海のスポットが多くあって、海水浴も、釣りも、奇岩がつくる風景も楽しむことができます。
アイヌ民族の言い伝えも残っていて、神秘的なところも魅力になっています。

田舎道をのんびり歩きたいなら、末広の滝がおすすめです。漁港から20分ほどテクテク進むと、小ぶりな滝が現れます。
盃温泉郷は、「街」といえないくらいの小さな小さな温泉街ですが、それでも湯船から海に沈む夕日をみると「こういうのもいいな」と思えるでしょう。
盃野営場には、今どきのキャンプ場にある豪華設備はありませんが、無料です。近くに川が流れていて風情も十分。

「もう派手な観光スポット巡りに飽きたな」という人には、泊村のミニマム旅がきっと合いますよ。写真は、岩内町からみた、対岸の泊村です。

泊村ってどんなところ?

泊村の弁天島

こんなに海遊びが充実しているなんて:海水浴、釣り、奇岩の景色

泊村というとつい原発に目がいきがちですが、ここが海の街であることを忘れてはいけません。
海遊びができるスポットがたくさんあります。

【盃海水浴場】は、アイヌ民族の言い伝えが残っている弁天島が目印になっています。岩場があったり、水深が浅かったりと、小さな子供でも安心して泳いで遊べますよ。写真のとおり、弁天島につながる橋があるので歩いて島に上陸することができます。

泊村は長い海岸線を持っていて、【釣り場】がここかしこにあります。なかでもおすすめは【カブト千畳敷岩】で、ホッケ、アブラコ、カレイ、マスなどを狙うことができます。

【カブトライン】は、泊村を走る国道229号の愛称で、ドライバーやライダーの目には、海や奇岩がつくる美しい風景が入ってきます。ぜひゆっくり走って、自然と一体になってみてください。最も目立つ奇岩はカブト岩といい、ここにもアイヌ民族の伝承が残っています。
泊村の原子力発電

原子力PRセンター「とまりん館」

とまりん館は、北海道電力が、来館者のふれあいを通じて原子力発電に親しみをもってもらうことを目的に建てた施設です。
小さな子供でも発電の仕組みや安全管理がわかる科学展示のほか、温水プールがあります。
ちょっと真面目にエネルギーについて考えてみるのもよいでしょう。
入場無料です。
キャンプ

歩いて温泉に入ってキャンプしよう:末広の滝、盃温泉郷、盃野営場

泊村では、小ぢんまりした観光ができます。コンセプトは、歩いて温泉に入ってキャンプしよう。

【末広の滝】は近くまで車でいけますが、おすすめしたいのは、車を盃漁港周辺の迷惑にならないところに停めさせてもらって歩いて行くことです。ゆっくり歩いても20分ほどで到着します。田舎道の風情は、ゆっくり進まないとわかりません。末広の滝は小ぶりでかわいいですよ。

歩いたら盃海水浴場の近くの【盃温泉郷】で汗を流しましょう。ここに「潮香荘」というホテルがあって、日帰り温泉に入ることができます。湯船からみる夕日は格別です。

【盃野営場】は無料のキャンプ場で、盃温泉郷の奥にあります。そばに茂岩川が流れていて、雰囲気もばっちりです。

泊村の主なイベント

6月 茅沼恵比寿神社祭
7月 盃稲荷神社祭
7月 渋井稲荷神社祭
7月 泊稲荷神社祭
7月 群来まつり