本別町の紹介

本別町

Honbetsu

本別町といえば「豆」というほど特産の豆類でよく知られている町です。
十勝エリアのなかでも寒暖差が大きいエリアで、晴れの日がとても多い気候が特徴です。

その寒暖差が大きな気候を活かし、品質がよい豆類の栽培のほか小麦、砂糖となる"てんさい"などお菓子やパンの原材料になる農作物も育てられています。また、乳牛・肉牛を飼育する酪農も盛んで、"帯広ばんえい競馬"で活躍する"ばんえい馬"を飼育する酪農家もいるほか、特色ある産業としては、国内でもトップクラスの野球用バット製材などをおこなう企業もあります。

森林に囲まれた本別町は、自然の風景に加え、春には本別公園のツツジやサクラ、夏には「ひまわり迷路」や道の駅の花壇、秋にはイチョウや豆のニオ積み、冬には利別川の樹氷など、四季折々の北海道の風物詩が見られます。また、町の半分以上を占める森林では、豊かな自然環境から町の鳥「アカゲラ」をはじめ、野鳥愛好家以外にも人気のシマエナガ、エゾライチョウやオオルリ、エゾフクロウなど数多くの野鳥を見ることができます。

また、源義経が北海道に渡りアイヌの人々に慕われながら本別にも訪れ、多くの伝説を残したとされる「義経伝説」が残っている「本別公園」には、キャンプ場「静山キャンプ村」のほかアスレチック、かぶと池のボート遊び、ゴーカート専用の交通公園、パークゴルフ場などがあり、さまざまなアクティビティを楽しめるスポットになっています。

マスコットキャラクターは「元気くん」です。本別町の特産品「豆」をモチーフに誕生しました。

本別町ってどんなところ?

黒大豆

歴史ある豆の風景

寒暖の差が大きく日照時間が長い気候では寒さに強い豆を作りやすかったことから、本別町では早い時期から豆を栽培していました。このため昔は豊作などで町に豆成金が現れるなど活気に溢れ、味噌・醤油等の豆加工も盛んに行われていました。収穫した豆を自然乾燥させる「ニオ積み」は、北海道の秋の風物詩ともいえる昔ながらの風景として現在も毎年9月下旬から10月にかけて見ることができます。
本別町は豆を使ったスイーツが有名

豆いろいろな特産品

豆の町本別町には老舗菓子店が作る甘納豆や羊羹、どら焼きやモナカなど本別町産豆スイーツがいろいろとありますが、そのほかの特産品のひとつに「十勝本別キレイマメ」があります。本別町生まれの希少なブランド黒豆「中性光黒大豆」を使ったブランドシリーズで、地域のメーカーなどが連携し黒豆納豆・こがし味噌・黒味噌豆カマンベールなどの商品を開発、道の駅ステラ★ほんべつや本別町観光物産センターなどで販売しています。
本別町の農業

農業をめざして集まる町

1946年に旧陸軍軍馬補充部十勝支部跡地に「北海道庁立農業講習所」として発足した「北海道立農業大学校」は、北海道では唯一の農業大学校です。畜産経営学科・畑作園芸経営学科・稲作経営専攻コース・農業経営研究科があり、道内外から集まる就農を目指す学生が農場での飼育・栽培・経営管理などを全寮制の生活をしながら学んでいます。

本別町の主なイベント

1月 ほんべつ豆まかナイト
2月 道の駅「ステラ★ほんべつ」冬あかり
5月 本別山渓つつじ祭り
7月 十勝ほんべつひまわり迷路
9月 本別きらめきタウンフェスティバル・東十勝花火大会