余市キャラメルウヰスキーケーキ 大

お酒を使ったケーキは数あれど、自分の好みに合うものを見つけるのはなかなか難しい。ふくよかな香りとなめらかな口当たり、ウイスキーの風味とスイーツの甘みをしっかりと感じたい方におすすめなのが『余市キャラメルウヰスキーケーキ』です。オーナーパティシエの出身地でもある北海道余市町のウイスキーを使用した本商品は、開封した瞬間からアロマが漂うリッチなケーキ。生地に浸みこんだウイスキーがジュワっと溶け出すような感覚と、口の中でほどけるような舌ざわりは、洋酒の使い手ともいえるパティシエの本領が感じられます。ほのかに残るキャラメルの風味もたまりません。

東京で研さんを積み、洋酒を使ったスイーツの出来栄えを競う国際コンクールにおいて、国内予選優勝を経て世界第2位に輝いた経歴をもつパティシエの渡邊 俊一氏。30代後半で札幌へ戻ってからは、自身のパティスリーを構え、現在は老舗百貨店を含む3店舗を市内に展開しています。『余市キャラメルウヰスキーケーキ』は、渡邊氏がこれまで国際的なコンクールへの出場のたびに培ってきたノウハウとアイデアが詰め込まれた、言わば作品。それでも、納得の味が完成するまでに半年以上もの月日がかかったそう。時間の経過とともに風味が変化するウイスキーの特性や、熟成による変化をふまえて何度も試作を重ねた一品なのです。

フランス・ベルギー・イタリアへも赴き、世界レベルのお菓子をめざしてきたパティシエの渡邊氏の情熱は今、北海道へと注がれています。北海道産の上質なフルーツや小麦、お米などを再認識。特に農産物・魚介・お酒とほぼすべての食材を生産する食の宝庫、余市町出身ということもあり、豊かな作物を栽培する友人や知人とのつながりも、おいしいケーキを生み出す原動力となっているのだそう。地元の素材を使ったスイーツの第1弾として誕生した『余市キャラメルウヰスキーケーキ』は、大人の楽しみとしてだけでなく、渡邊氏による地域の魅力発信の想いも込められています。